サンガーズ奮闘記

さて、日曜日（１日）には「屋部中学校校内合唱コンクール」が開催された・・。
うちのチビッ子、あかりにとって最後の校内合唱コンクールである。

















自分とおかん、そして部活を早めに終えた竜誠も見学に行ってきた。

まあ～各クラスとも練習の成果を垣間見ることができ、しっかりと歌っている。
自分らの時代にも合唱はあったが、このように真剣に歌っていたかと言われると、
まばらな記憶の中では、このような真剣さはなかったかもしれない・・。

それにしても、どのクラスとも遜色がないほどの素晴らしさである。

そしていよいよ、あかりなんか３年B組の出番・・。
３年生にとっては最後の合唱コンクールというだけあって、気持ちの乗り方が違う。
男女の高音、低音のハーモニーがうまく響き合い、爽やかなメロディーを奏でる。

音楽にイマイチ疎（うと）い自分が聞いても、「お、やるな～♪」と唸ったほど。
やはり、思い入れは後輩たちとは一際違ったものがあり、観客を魅了している・・。

「なかなかいいんじゃない～♪」とおかんの講評に、自分も納得。
もしかしたら、一番になるかも・・との期待も高まった・・のも束の間、
次に出てきた３年生のクラスも、これまたあかりのクラス以上の思い入れを出している。

「あ～・・、このクラスがいいかも。」とまたまたおかんの講評に、これまた賛同。
結局、自分ではどこが良くて、どこが劣ったのかは判断ついていないのが正直なところ。
・・とにかく、みんなが、どのクラスも素晴らしく聞こえるのだ。

しかし、気持ち的には当然、あかりのクラスを応援しているのではあるが。

また、今年の合唱コンクールは例年になく、あかりが積極的であったこと。
クラスの発表以外にも、３学年女子有志での合唱や数人によるアカペラでも出場。
なんと、３回も舞台を踏んだことには驚かされた・・。

・・そんなこともあって、是非とも優勝して歓喜のあかりを見てみたいと願ったのである。


そして緊張の成績発表。屋部中校長先生が読み上げる。・・まずは個人賞。
この個人賞には、「指揮者賞」と「演奏（伴奏？）賞」とがあり、
その個人賞２つとも、あかりのクラスの生徒が選ばれたのである。
「おお～、やっぱそうだったよ～♪」とここでまたおかんの講評・・。
「・・・・」 おかんがどこまで合唱の心得があるかは知らないが、
反論する術もないので、ここは沈黙するしかない（笑）・・。

さあ～いよいよ団体の成績である。
１年生から順に「金賞」「銀賞」「銅賞」の発表。３年生のクラスは全部「金賞」であった。
この中からグランプリが決定されるのである～♪

「グランプリは～？」 校長が変な間を入れている。またこの間が長い～。
「グランプリは、３年B組、おめでとう～♪」 おお～、あかりのクラスが優勝だ。
クラスからも会場からも大きな歓声があがり、拍手の渦が沸き起こる。

それにしても、個人賞２つの受賞と、団体では「金賞」と「グランプリ」の４冠達成である。

「うん、やっぱあかりのクラスが一番だったよ・・。ピアノも指揮者も良かったし。
総合的に見れば、３年B組で正解だよ・・、うん。」とおかんの最終講評。
「なんやねん、さっきまでは３年A組って言ってたし・・。」と心の中だけで叫んだ（笑）。

ま、おかんの講評の精度は別として、あかりのクラスがグランプリとは嬉しい限りである。


ま、グランプリを獲得したってこともあるが、何よりも一生懸命に歌い上げたことに満足。
それはあかりだけじゃなく、３年生のみんながそうであったことに満足である・・。

これも中学校生活の一つの大きな思い出になってくれることでしょう。

これからはイベントに限らず、日々の学校生活一つ一つが思い出となってくる。
来年には、中学校での最大のヤマ場である高校受験もありますが、
有意義な中学校生活の集大成を達成してほしいと願っている。

中学最後の校内合唱コンクールも素晴らしい成績で終えることができた。
自分たちもこの子らと一緒に、有意義な中学校生活を達成していかなければならないね。


・・ひとまず、４冠達成、おめでとう～♪