サンガーズ奮闘記

さて、「第６５回秋季大会」の５日目・・。
我ら宜野座高校野球部勝利のほか、朗報が舞い込んできた～♪

あの北部農林高校野球部が那覇西高校を４対３で撃破し、見事にベスト１６入り。
同じ北部地区の高校が頑張っていることは大きな喜びであり、嬉しく思うのである・・。

やんばるに届いた爽やかな秋の便りとなった。


北部農林高は同じ地域にあり、そこには屋部出身の子供らが多く通っている。
当然、野球部の選手たちには、サンガーズや屋部中野球部の子供らもたくさんいる。

それだけじゃない・・。監督さんの奥浜先生を始め、亀里部長は同じ名護高校野球部出身の
大先輩であり、今度赴任してきた宮里義浩先生は、同じ名護高校野球部の同級生。
高校球児時代に甲子園を目指して、共に頑張ってきた仲間なのである・・。

もっと話せば、現在の保護者会長は、サンガーズ、屋部中野球部で保護者会長を歴任し、
共に、子供たちの育成に尽力されてきた方・・。今度は高校でその力を発揮しています。

指導する先生方も、野球部を支える父兄も我々と一緒、夢舞台を目指しているのである。


「おとん～、北農勝ったらしいよ～♪」部活帰りの車の中で報告を受けた。
「おお～、マジか～♪　すごいな～・・。」車中で思わず大声をあげた。

ここ最近の大会ではなかなか結果が出ず、早い段階での敗戦が続いていたが、
今大会はすこぶるチーム状態が調子良さそうだ。
・・あ、いや、これは実力がついてきたのかもしなれいのだ。

去った新人大会北部予選会では、北山高校と名護商工高校を破る成績を見せる。
１、２年生と部員少数ながらチーム一丸となって戦う姿が印象的であり、
先発投手は安定してきており、打線も打ち込んで得点できるシーンも目立ってきている。
これはちゃんとした実力に基づく戦いぶりである証拠ではないだろうか。

仕事の行き帰り。いつもの出勤に利用する旧国道４４９号線の横に北農のグラウンドがある。
旧国道側に向かって、必死にバットを振り、打ち込みしている練習に汗を流している。
そんなバッティング練習は自分にとってはいつもの光景である・・。

時間がある時は、旧国道沿いのバス停に車を止め、しばし見学。
知り合いの子と目が合えば、挨拶を交わす。「頑張れよ～♪」と声をかけると、かすかにうなづく。
チームの強弱は関係なく、高校球児の練習する姿はやはり「神々しい」と感じる。





「監督～、勝ちましたよ・・♪」北農の野球部父兄から電話が入る。
「おお、竜誠から聞いたよ。おめでとう～♪」祝福の言葉をかける。
電話の向こうから嬉しさの息遣いが分かるようだ・・。

「次も頑張ってよ～。」
「宜野座も頑張ってください・・。」お互いにエール交換。

１つの勝利が、こうも人をハッピーにするもんだ。


さあ～・・、明日は宜野座も北農もベスト８をかけての大事な試合。
宜野座は北谷球場の第２試合目、小禄高校との対戦。
北農はセルラースタジアムの第２試合目、中部商業との対戦となっている。

お互い、無事に勝利し、やんばるから勝利の大合唱をあげたいものだ。


両チームの健闘を祈る・・。頑張れ、宜野座ナイン、ファイトだ、北農ナイン～♪