てぃーだブログ › サンガーズ奮闘記 › 「そば屋黒潮」・・。

2015年09月15日

「そば屋黒潮」・・。


先だって、竜誠をお昼頃、部活に送っている途中、
「おとん~、あそこに『そば屋』の看板があったんで、そこに行ってみよう~♪」と提案。

街中に、多種多様の看板や広告板が氾濫する中、無類の「そば好き」にとっては、
看板に「そば」と書かれている文字は一層際立ち、見逃せないらしい・・。

「お前、『宮里そば』は行かなくていいのか~?」と返答する。

部活行く前、「お昼は、宮里そば食ってから行くか~?」って話していたところ。
無類のそば好きには「宮里そば」は、ある種の聖地的な位置づけとなっている。

まあ~、普段の部活を終え、帰宅するのが毎日午後9時過ぎあたりなんで、
そんな時間じゃ、大好きな「宮里そば」の開いている時間には到底間に合わない。
だから、「宮里そば」が開いている時間帯に、自分の行ける時間が合えば、
必ずと言っていいほど、「宮里そばに行こう~♪」との展開になるのである・・。

「ほんとに『宮里そば』は行かなくていいのか~?」と再度念押しし確認する。
「・・うん。」少しためらいがあるようだが、
その「そば屋」の看板が気になって仕方がないらしい。

竜誠が見かけたという辺りを探してみると・・、「あ、あった・・。」その看板を発見。
「・・ん?『そば屋黒潮』か~?」


「そば屋黒潮」・・。


その看板から先、しばらく車を進めると、その「そば屋黒潮」が姿を見せた。
すかさず、店の前の駐車場に車を止める。
同じ駐車場に2、3台の車が止まっているってことは、すでにお客が入っている?
ま、時間もお昼時の午前11時過ぎだし、開店しているはずね・・と推測。
店の入り口にはしっかりと暖簾(のれん)も掛かっている。

・・なんかパッと見の感想だが、「居酒屋」的な感じがする。
しかし、初めての店は勝手が分からないので、何となく慎重になっている・・。

「おとん~、これ・・。」竜誠がいきなり入口のアルミドアを指さすと、
「カラオケ1曲100円」との表示がしてある。思わず2人して顔を見合わせる。


「そば屋黒潮」・・。


「カラオケが置いてある『そば屋』は初めて~♪」みたいな顔をしていたので、
「あ、いや、夜は飲み屋さんしているかもしれんぞ~!」と先手を打って説明。
珍しがって、「そばを食べ終わったらカラオケしよう~。」と言い出しかねない。


何となく、お互い息をひそめて恐る恐る(?)店内に入ってみる。・・少し蒸し暑い。
テーブル席がいくつか並べられていて、一見、普通に見かけるそば屋の風景と思いきや、
良く見ると奥にはカウンター席が設けられ、そのカウンターの前にはお酒が並んでいる。
そのお酒が並べられている棚の上には、「ワイン4.000円」とのご案内。
その他、お酒のおつまみになるようなメニューがずらりと貼られている・・。

「あ、やっぱ、夜は『スナック』になっているんだ。しかもカラオケ1曲100円の・・。」
しかも、誰もいないではないか・・。「これは開店前か・・。」と思っていると、
いきなり、「いらっしゃい~♪」と奥のカウンターからママさん、いや、女将さんが出てきた。

「あの~、開いてます~?」と聞くと、「はいはいやっていますよ~。」と愛想が良い。
「あ、いや、少し蒸し暑かったんで、まだ開いていないかと・・。」と言うと、
「今クーラーのスイッチを入れたばかりなんでね~。はいどうぞどうぞ。」お冷を持ってきた。

「え~・・、何にしようかな?」って見渡すと、ソーキとか三枚肉とかの種類はなく、
「そば500円」と書かれたメニューだけ。「・・・。」
「じゃ~、『そば500円』ってやつをお願いします。」と言うと、
「はいはい。『そば500円』じゃなく、『そば』ですね~♪」と奥へ引っ込んで行った。

「竜誠~、どんなそばが出てくるか、これまた楽しみだな。」とお冷を飲みながら話すと、
「・・う、うん。」

しばらくすると、「そば500円」・・、あ、いや「そば」が出てきた。
見ると、三枚肉が乗っかり野菜が入っている。しかも、500円にしては結構なボリューム。
「どうだ・・。」とそば好きに意見を伺った。「まあまあ、美味しい・・。」とそばをかきこむ。
ま、竜誠がまあまあというならば、まあまあ~ってことだろう。


・・たまには、いろんな「そば屋」を見聞するのもいいもんだ・・。
いろいろな味に出会えるし、違った雰囲気も楽しめる。
それがまた、新しいものを発見することにつながるかもしれないのだ。


食事を終えて、店先の暖簾をくぐりながら、ふと頭に浮かんだこと・・。
「はて、メインは『そば屋』なのか『飲み屋』なのか~?」って。

それと「そば500円」の横にあった「ステーキ」とだけ書かれていたメニュー。
「・・あれはいくらだろうか?」このメニューも気になるところ。


今度は是非とも、この「ステーキ」にチャレンジしたいと思いながら、店を後にした・・。





Posted by UMUサン at 23:20│Comments(0)
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。