サンガーズ奮闘記

さて、今年の旧盆が突入・・。おばあと親父が帰ってきています。








《・・竜誠の寝ている部屋と『お仏壇』・・。今年もお帰りなさい・・である。》


今日午後４時頃、宜野座高校野球部保護者会のことで確認したいことがあって
保護者会長と待ち合わせをすべく、高校のグラウンドへ向かった。

グラウンド横を車で走行中、グラウンドに目をやると子供たちが一か所に集まっている。
「あれ、ミーティングしているのかな？・・ということは練習終わりか～？」
旧盆中でもあるんで、早めに練習を切り上げるってことなのかな・・？

「もうすぐ着きます～♪」駐車場で待っていると保護者会長が到着。
ひととおり保護者会役員会の確認を済ませ、練習の終えた竜誠を待っていると、
竜誠が出てきて、自分の方の向かってきた・・。

すると、「おとん～、昨日、にぃにぃとお酒飲んだ～？」って唐突に質問。
にぃにぃって言うのは当然、凜太朗のことであり、２５日（火）から帰省している。
「いや、飲んでないよ。」と答えると、竜誠が怪訝そうな顔をしている・・。

自分が誘わないと飲まないはずだし、あの堅物の凜太朗が一人酒するとは思えない。
「にぃにぃよ～・・。」って話を続ける。


話しの内容はこうだ・・。

昨日夜、竜誠が寝ていると、凜太朗が突然、竜誠の「両足」を持ちあげ、
竜誠の体ごと振り回した・・ということなのである。
いきなりの出来事に、「にぃにぃ、何するば～！」と驚いて声を発するも止めない。
「おい！にぃにぃ～！」声を荒げると、凜太朗、何も言わずに「バタン」と布団に倒れ込んだ。
そのまま「グウ～・・。」って寝てしまったというのである。竜誠「・・・・。」
凛太朗のあまりの不可解な行動に唖然となり、しばらくは寝つけなかったらしい・・。

家に帰って凜太朗に話すと「俺、そんなことやっていないよ～。」と平然。
「いや、絶対、おかしかったって～！」竜誠が必死に訴える・・。


竜誠、普段はうちのばあさん（自分の母親）の家で寝ている。
ばあさんの家と言っても、２世帯住宅の１階、つまり自分らの１階にいるわけだが、
そこの大広間（１２畳）に一人布団を広げて、悠々と寝ているのだ。

そこの１２畳の部屋は自分の兄弟、親戚などが一堂に集まる場所でもあり、
毎年の旧盆や正月などに利用している。ま、みんなの集まる場所なので、
当然ながらおばあとおじい（自分の父親）の「仏壇」も置いている。

「・・旧盆なんで、おじいが帰ってきて、おじいがやったんじゃないの～？」とおかん。
「・・・・。」竜誠、目がテンになっているし。
「そうだ、そうかもよ～♪」と凜太朗。何かしら自分もそう思えてきた。

「いや、あれは絶対・・。」と言う竜誠に、「やっていない。」と凜太朗の押し問答。
「じゃ～、誰がそんなことやるの～？」っておかんが２人の中で口を挟む。

すると「・・やっぱ、おじいじゃん・・♪」とバレーボールを観戦していたあかりが一言。

全員「・・・・。」何やら冷たい空気があたりを包むような感じ・・。
ヒュ～ドロドロ～・・。おじいは、おばけじゃないっつ～の（笑）。


・・どうやら、今年の旧盆にもおばあやおじいは無事に帰ってきているようだ・・。