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2015年08月18日
ヒーローへの道・・。
さて、興南高校の大活躍に熱狂冷めやらず・・。
未だ余韻が残っていますな~♪
今年の夏の甲子園は、1915年に始まった「高校野球100年」という節目であったり、
第1回大会の優勝校の京都二中の流れを汲む鳥羽高校が出場してくるなどと、
大きな話題の中で開催されていますが、自分にとっても今年の夏は特別なものであった。
今年の夏の甲子園・・・。県代表として興南高校が出場・・。
その興南高校のメンバーとして、我らサンガーズの先輩たちが甲子園の地を踏んだ
つまり、夢の大舞台へと、ついに辿り着いたという記念すべき年でもあるのだ。
ご承知の方も多いと思うが、我らサンガーズの卒団生(屋部小学校出身)、
興南高校の佐久本一輝君(3年)と金城伸君(3年)の2人である・・。
この2人は、サンガーズを経て屋部中学校、そして興南高校へと進学。
そして、今年の夏の甲子園で興南高校のメンバーとして大いに湧かせたのである・・。
・・振り返れば、彼らの6年前のサンガーズ時代では、北部選手権での準優勝を始め、
その大会で派遣された先の宮崎県での「全九州学童軟式野球西都原大会」で準優勝、
名護ブロック大会での幾多の優勝など、サンガーズの歴史の中においても輝かしい実績を残し、
進んだ屋部中学校では、国頭地区夏季総体初優勝、プロ野球OB大会県制覇を成し遂げた。
興南高校では県春季、県夏季大会連覇を達成し、そして今回の夏の甲子園ベスト8と、
我らサンガーズにとっても特別な存在となった2人なのである・・。
当然、そのことは今のサンガーズの子供たちも知っており、
今や、憧れの先輩であり、、まさに「ヒーロー」という訳である。
「監督~、僕は興南高校へ行きたいです~♪」と目を輝かせてチビッ子たちが報告。
「おお♪いいぞ~。しかし、その前に中学校を頑張らないとな・・。」と少し現実話。
彼らにとって、身近に憧れの先輩がいることは大きな誇りであり、励みとなっているのだ。
そんな話題は子供たちだけじゃない・・。行く先々で、「すごいね~♪」と言葉をいただいた。
このように激励をいただくたびに、こちらまで嬉しくなり、改めてサンガーズの卒団生の子が
夢舞台へ足を踏み入れたんだな~って実感が湧いた・・。
しかし、彼ら自身、夢舞台に辿り着くまで、計り知れない努力を積み重ねてきただろうし、
それを支えてきた父母の支援があっただろうし、その集大成が結実した結果なのである。
そして忘れてはならないのは、惜しくも夢舞台へと進めなかった偉大なる先輩方もいる。
今年の夏の県大会でベスト4で敗れてしまった沖縄尚学高校の松川大地君(3年)を始め、
鹿児島県大会での決勝戦、鹿児島実業に敗れ、あと一歩夢が果たせなかった
鹿児島城西の又吉秀真君(3年)、その他県内各地で高校球児となった幾多の先輩たち。
この子らもサンガーズ、屋部中学校、そして高校球児へと大きく成長した子供たちであり、、
我々にとっては、すべて自慢の先輩たちなのである。
あの当時、「このメンバーから甲子園に出場するような子が出たらすごいね~♪」
なんて父兄の中で語っていたことが、現実となった・・。
このことは、指導者冥利に尽きると同時に、まさに感慨深いことである。
そんなサンガーズの卒団生の活躍に、「いつかこいつらも・・。」と期待を念じて止まない。
そうなると、自然とノックする手になお一層力が入る・・。
子供たちが近い将来、先輩たちのように「ヒーロー」になれることを切に願っている。
Posted by UMUサン at 21:48│Comments(0)