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2015年08月13日

熱き戦い場外戦~♪


さて、「第97回全国高等学校野球選手権大会」が熱戦開催中である。。


大会6日目(8月11日)、興南高校は石見智翠館(島根県)に6対5でサヨナラで勝利し、
初戦突破を果たしました~♪

試合序盤から1点を取り合う展開。まさに行き詰まる投手戦に息を飲んだ。

興南高校は、5対4と1点をリードされて迎えた9回裏。先頭の具志堅大輝が出塁し、
4番の喜納朝規が送りバンドで1死二塁。石川涼の適時打で代走・高那峻が生還し同点。
代打の城間楽人が左前に放ち石川涼が生還してサヨナラ勝ちとなった。


熱き戦い場外戦~♪

熱き戦い場外戦~♪

熱き戦い場外戦~♪

熱き戦い場外戦~♪

《・・熱狂のアルプスから送られてきた『生甲子園』である・・。》


ちょうど興南戦の時間帯、研修の真っ最中・・。
「興南の試合の日に研修だなんて・・。」と思ったが、先に入っていた日程なんで仕方がない。
「興南高校の試合の日に研修してすいません。」と研修主催者が冒頭あいさつ。
「・・だからよ~。」と叫びたかったのは自分だけじゃないはずよ~・・。

「実況中継よろしく~。」と宜野座高校の父兄やおかんにお願いし、
スマホを研修資料で隠しながら、その合間合間に試合経過をチェック・・。
興南リードの報告に、いつものように雄叫びをあげられないもどかしさ。

「・・興南の試合、どうなってます~?」と隣の席に座っている人が声をかけてきた。
「あ。ばれているし。」と苦笑いしつつ、「今のところ、リードしています。」と報告。
「おお♪」といった表情で、テーブルの下で軽くガッツポーズをみせた。

その方、研修会で初対面ながらも興南を応援する気持ちは一緒であると感じた。
何かしら共感するものが芽生えて、さすが沖縄県民だと感心せざるを得なかった・・。

「え~、それではこれから10分間休憩に入ります。ちなみに興南リードしています。」と司会者。
「おお~♪」と研修会場が一斉に沸き、「パチパチパチ」拍手が巻き起こる。
「あ~・・、みんな沖縄県民だな~♪」と実感。するとスマホの実況中継の音が鳴り響く。


研修も終盤に入り、興南の試合も終盤戦に突入。・・7回終えて4対1と興南リード。
「うん。どうにか勝利への目処はついてきたな~。」と安堵感を漂わせていると、
「・・なんか雲行きが怪しくなってきた・・。」とおかんから報告。

すると今度は、宜野座の父兄からは、「2死ランナーなしから逆転された~。」と追加報告。
「・・マジか~?」そんな表情をしていると、「どうしました?」と隣の方が聞いてきた。
自分のただならぬ表情を察したのか・・。「いや、逆転されたみたい。」と言うと、
「え?ほんとですか。」と小さくささやく・・。すると、今後は後ろから肩を叩かれた。
思わず後ろを振り向くと、「どうなっています~?」後ろの方が尋ねてきた。
自分のただならぬといった雰囲気が後ろの方まで拡散したらしい。

興南が逆転されたことを伝えると、「う~ん・・。」と顔色を曇らせた。
・・もはや、自分同様、研修会どころじゃないらしい・・。


逆転されたとなると、気が気でならない。おかんからの報告が途絶えた。
「こら、どうなっている?」と催促。・・返事が来ない。
「お~い、どうなっているば~?」 再び催促の連絡・・。

すると、やっと報告が入電・・。8回裏、1死3塁からタッチアップしたものの本塁憤死、
同点とならなかったとの文字。「かあ~・・。」 残すはあと1回の攻撃のみ。

・・自分の目で確認できないのと、精一杯応援できないもどかしさもあって、
早く研修が終わってくれないかな~って願っていると、スマホが次の報告を告げる。

「同点に追いついた~♪」との文字が・・。「おお~♪」思わず声をあげそうになった。
「なおも2塁でサヨナラのチャンス~♪」 スマホでの報告間隔が短くなってくる。
・・まるで一球速報のごとく。次の報告が待ち遠しい。

「やりました~♪ サヨナラです~♪」との文字。
すると、「え~、研修会、お疲れ様でした。」と司会者が終了を告げる。
まさに興南の試合終了と時を同じく・・。何となく試合終了のサイレンが聞こえるようだ。

「・・で、どうなりました?」隣の方が席を立ちながら声をかけてきた。
「勝ちました♪」 微笑むと、「おお♪」と握手を求めてきた。
「どうもお疲れ様でした・・。」お互いに挨拶して、研修会場を後にする。
労をねぎらったのは、興南の応援でなのか、研修会でなのかは定かではない・・。


それにしても、研修しながら興南の応援に熱中するのもどうかと思うが、
自分だけじゃなく、他の人たちも同じ気持ちになっているのが喜ばしい・・。
しかも、お互い知らない者同士、県勢の活躍に一喜一憂するのは県民資質であるし、
何かしらこの一体感が嬉しく、そしてたまらないのである・・。

我々は場所と時を選ばず、常に沖縄球児を応援しているのだ。

そんな県民の熱い思いを受けて、興南高校は3回戦に挑む。
またもや、多くの県民を熱中させてくれることを願っている。

次の試合こそは、テレビに釘付けし、声の出る限り、声援を送る決意・・。


次も熱き戦いを・・・。 頑張れ~! 興南高校ナイン~♪





Posted by UMUサン at 21:15│Comments(0)
 
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