
2015年05月25日
5年振りの歓喜・・に想う。
東京大学野球部の連敗が94で止まった・・。23日に法政大学と対戦し、
延長戦の末に白星を挙げ、2010年10月2日の早大戦以来の勝利となった。


月日にして、実に約5年振りの勝利となる・・。
「何のためにやっているのかが分からなくなった。」と選手へのインタビューのコメント。
そのインタビューを受けている選手のテレビ画面に「4年生」との表示。
「・・もしかして、東大で野球して初勝利~?」とニュースを見て竜誠がコメント。
・・そうかもしれないな~。なんせ勝利が「5年振り」って言うからね。
また、勝利した瞬間の映像が印象的・・・。
ベンチを見ると選手全員がベンチを出てガッツポーズ姿で勝利を喜び、
スタンドでは涙する応援団が続出・・。まるで「優勝」したような歓喜に湧いている。
ま、そうかもしれん。なんせ勝利が「5年振り」って言うからな~。
それにしても、まったく勝てなかった間の監督や選手たちの心境はどうであっただろう。
いや、選手や監督だけじゃない。それでも応援し続けた父兄や学生なども含めてである。
来る日も来る日も敗戦の憂き目に遭い、悔し涙も枯れ果てていたかもしれない・・。
まあ~東京大学野球部ほどでもないが、我らサンガーズも勝てない日々が過去にあった。
・・今から10前ほど。その子らは今じゃ22歳あたりなるか。
失点は2桁得点は当たり前。ゴールデンウィークの6連戦の6連敗・・。失点も100点超。
負けても失点が1桁代に収まると、勝利に値するような評価で落ち着かせる。
相手チームの攻撃陣は、いつもでも終わらない自軍の攻撃でバントを多用。
そんな配慮にも関わらず、四死球やエラーの連発で自らで長時間の守備を希望するかのよう。
「5点取ったら攻守チェンジしましょうか~?」との特別ルールを提案されてしまう始末・・。
まったく勝てなかった時の応援団の父兄の皆さんは、
ビデオカメラを回すと相手の攻撃だけで電源が赤ランプにテープも終わってしまう。
余りにも不甲斐ない試合の内容で、思わずカメラをぶん投げたとの逸話も残っている。
また、相手の攻撃が余りにも長過ぎて、塁審していた父兄が熱中症で気分が悪くなったり、
「素晴らしいグラウンドだし、天気も最高。ほんと試合できて良かったね~♪」なんて、
試合の内容、勝敗にまったく関係のない話題で慰められたり・・。あの時のいつもの会話。
試合終了直後「練習にならず、どうもすいませんでした~。」って、
相手チームの監督に詫びを入れるのが常套句・・。しかも毎試合の話。
反省会だってそうだ。良い所を探すのが必死である、
しまいには、道具(グローブやバットなど。)のせいにしないとやり切れない・・。
東京大学野球部ほどではないが、やはり苦悩する日々があったのは間違いないのである。
・・5年振りの勝利の味は、我々が想像する以上のものであったと、
あの感涙にむせび泣く応援団の姿が全てを語っている・・。
勝利を手にする喜びが、いかに大切かを改めて思い出させてくれました。
東京大学野球部の皆さん~、素晴らしい勝利をありがとう~♪
Posted by UMUサン at 23:10│Comments(0)