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2015年04月19日
必死のベンチワーク・・。
さて、昨日の「第18回ゆがふいん杯」での一場面・・。
先発慎也(3年)の好投と、チャンスを活かして得点した打線の活躍で、
屋部中野球部が3対0とリードして迎えた最終回・・。
このまますんなりとゲームセットとなるかと思いきや、上本部中が最後の反撃・・。
相手の中軸打線が疲れの見え始めた慎也をとらえはじめ、集中打を浴びせる。
1点を返されたのち、なおもヒットが続き、1死1、2塁と攻め立てられ、
送りバントで2死ながら2、3塁の一打同点の大ピンチを迎えた・・。
「あら~・・、まずいな~これは・・。」安心感で見ていた応援団にも不安がよぎる。
その時、屋部中守備陣にタイムがかかる。
すると、この日外部コーチとしてベンチ入りしていたむーねーコーチが
マウンドに集まった内野陣に向かって駆け足で急ぐ・・。
「ん? あれ、まずんいんじゃないの~?」自分が発言。
「そうそう・・。たしか監督以外はマウンドに行けないはずだけど。」と別の父兄。
「・・・・。」一同、「???」な感じで顔を見合わせた。
野球のタイムアウトの場合、マウンドに行けるのは監督だけであり、
監督が何らかの諸事情でベンチ入りできず、外部コーチに代理をお願いしたのみ、
タイムアウトでマウンドに行けるはずだが・・。しかも今回は監督はベンチ入りしているし。
すると、むーねーがマウンドに到着した直後、主審が屋部中のベンチに駆け寄り、
「監督以外はダメですよ~・・。」とでも言われたのだろうか、
むーねーが呼び戻され、汗をかきかき、すごすごとベンチに引き下がっていった・・。
「あ~やっぱり・・。あははは~♪」応援団の中に一瞬、和やかな雰囲気に包まれた。
「もう~あいつも一生懸命だ。子供たちを勝たそうと必死だ・・。」つい目頭が熱くなった。
そんな彼の一途な行動が功を奏してか、無事に屋部中はこのピンチを乗り切り、
そして、そのままゲームセット・・。初戦突破をものにした・・。
「マジに知らなかったっすよ~♪」そのあとの反省会でむーねーが照れながら話す・・。
「いやいや、あれがあったからこそ、ピンチを乗り切ったかもしれないぞ~♪」
この試合、サインを指示したり、子供たちに檄を飛ばしたりの八面六臂の活躍・・。
そんな彼の頑張りも素晴らしい試合になった一つの大きな貢献になったかもしれない。
子供たち頑張り同様に、大きな拍手を送りたい。
・・・本当にお疲れさまでした~♪
Posted by UMUサン at 23:58│Comments(1)
この記事へのコメント
その熱い思いが勝利へ!
good job! むーねー!
good job! むーねー!
Posted by 鬼コーチ at 2015年04月22日 14:26