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2015年04月17日

見えない応援団・・。


去った、新入学生(小学1年生)のお祝いの席でのこと・・。

サンガーズ父兄の家にお祝いでお邪魔していたところに、あとから来客が入ってきた。
聞けば、そのお祝いの家のお母の模合仲間の一団であるということである。

ま、何人かは初対面ではあったが、これも何かの縁・・。
「あ、サンガーズの監督してます~。」と、ひととおり自己紹介を終えると、
その模合仲間の初対面である一人のお母がこう切り出した・・。

「サンガーズのことはよく知っていますよ~♪」と意外な返答。・・話はこうだ。
そのお母の旦那さんが野球好きで何度かサンガーズの練習を見に行くという。
グラウンド整備で使うトンボも寄贈したことがあると・・。

そこまで告げられると、その旦那さんの顔を思い出した。
あ~、あの方の奥さんだったか~と。急に初対面ではないような気がしてきた。

「それと、自分の家があだね川公園の近くにあって、いつも子供たちの元気なかけ声が聞こえ、
自分まで本当に楽しい気持ちになっていますよ。応援してます~♪」と・・。

いや~何という・・。そんな話に嬉しくなり、思わず顔が緩んでしまった。


思えば、社会(地域)では様々な問題などが噴出している昨今。
隣の部屋の赤ん坊の泣き声が騒音だと、ご近所同士がトラブルに発展したり、
子供たちの遊び声が不快となり、その子供たちに危害を与えたりするなど、
何やら昔と違って、ほんと物騒な世の中になったと苦々しく感じられる中、
「元気なかけ声が楽しい~♪」なんて話は、まさに「天使」のようにさえ思えてしまう・・。

予想もしていない「見えない応援団」に感謝しきりである。


そう言えば、以前にもそんな体験をしたな~。

凛太朗が興南高校野球部1年生の頃、部活が明日から正月休みに入るという前日に、
毎年恒例の保護者による地域清掃ともちつき大会を実施した時のこと。
グラウンド周辺の清掃活動を行っていると、一人のおじいちゃんが家の前を掃除していた。
ほんとグラウンドの目と鼻の先にある家だ・・。

「こんにちわ~。今年もお世話になりました。」と声をかけると、そのおじいちゃんが一言。
「毎日、子供たちのグラウンドに響き渡る元気なかけ声を聞かないと寂しい。」らしい。

その時の興南高校の野球部員は約150名あまり・・。
野球部員が一斉にかけ声をかけると、ものすごい音量と迫力になるはずだし、
あわせて、150名の部員のランニングとなれば「地響き」さえ感じることもあるだろう。

そんな大音量や地響きを迷惑と思うのではなく、聞こえないと「寂しい」という。

・・その時、咄嗟に感じたのは、そのおじいちゃんの寂しいという言葉の裏には、
「応援しているぞ~!」との気持ちがあるのではと勝手に解釈しているのだが・・。


子供たち自身、頑張るのは当然だし、我が子を応援するお父、お母は当たり前だし、
それらを支える我々が汗をかくことは言うまでもないことである・・。
しかし、普段は目に見えない、表に現れない応援する「人々」は事実として存在する。

そんな目に見えない「人々」の応援パワーも無意識に受け取りながら、
子供たちは、我々は日々活動しているのだと肝に銘じなければならないのだ・・。


模合仲間のお母も、興南高校グラウンド近くに住む一人のおじいちゃんも、
普段は目に見えない、表には現れてこない応援団の一人。
・・いや、もっとたくさんそのような方々はいるはずだ。


プレーする子供たち自身、そんな我が子を支える保護者の皆さん、
そして、目に見えない応援パワーを送ってくれる方々などなど・・。
そんなの全部引っくるめて、期待してくれる気持ちに応えなければならない。


見えない応援団・・。


そんな見えない応援団のためにも、これからも元気いっぱい頑張る所存である・・。





Posted by UMUサン at 20:30│Comments(1)
この記事へのコメント
こんにちは。
名護青少年の家より 與儀と申します。

名護青少年の家では、
『りある野球盤 小学生カップ』を4/29(祝)に開催予定です。


お手数ではありますが、興味のありそうな子供たちに声かけいただけるとありがたいです。 よろしくお願いいたします。


http://www.opnyc.jp/2015/03/31/4-29-水-祝日-アクティビティ王決定戦-りある野球盤を制するのは俺ダッ/
Posted by 與儀 滝太 at 2015年04月18日 15:34
 
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