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2018年05月17日

悔しさの度合い・・。

先週の日曜日(13日)、名護少年野球場にて練習試合・・。
練習試合の相手は、宜野湾ベースボールキッズさんと数久田少年野球さん。

練習試合、ありがとうございました。


ま・・、試合の結果は~というと、2連敗。
宜野湾BBキッズ戦は1対0・・。数久田戦は4対1と自滅的敗戦・・。
攻撃力不足もさることながら大きな敗因は、気持ちの問題・・のような感じ。

打撃で言えば、各打者とも振りが鈍く、打ちだした打球のすべてに力がなし。
前に飛ぶのがやっと・・。強く相手守備陣を脅かす打球がひとつもない。
もっと悪く言えば、球を打つどころじゃない。バットを振る気迫が希薄(お♪ダジャレ。)

たしかに、バッティング練習が功を奏していない部分もあるってことだが、
だからといって、それだけの理由じゃないような感じがしてならない・・。
このままじゃ、バッティング練習をしても、あまり意味がないような気がしている。

まずは、「打つ、打ってやる。」 そんな気持ちの醸成から先ですかな。


・・ということで、久しぶりに雷を落とした・・。ま、静かなものではあったが。
「いかにも、『打ってやる~。』って気持ちが見られない打席が多い感じがした・・。
ま、少しは気迫ありますよ~っての反論はあるだろうが、まだまだだな・・。」
「・・・。」 みんな下を向いている。

「打てなくたって、凡打したって、何の悔しさもないような表情、態度・・。
練習を十分にやった、気迫を持って臨んだ・・との気持ちになれば、それが試合に、
そして打席に結果として現われなかったら、もっと悔しがっていいはずだ・・。
なんか『悔しさの度合い』が薄い感じがしてならないのだが・・。」
「・・・。」ちょっときつい言い方かもしれないが、ここで言わないと~って思った。

「練習を十分にやっていないから、気迫もないから『悔しさの度合い』も低い。
そうなると、試合に結果が出なくても平気な顔ができるのは当然のことだ。」
「・・・。」 子供たちをさらに凹ませた。

日々の全体練習もそうだが、子供たち個々の努力や修練も必要。
このことは、我らのチームだけに課せられたことじゃない。みんなそうである。

それは、今までも言い続けてきたこと・・。それを実践してきた先輩たちがいる。
このことを疎かにして、先輩方みたいに強くなりたい~ってのは虫の良い話だ。
先輩たちが強かったのは、日々の練習だけじゃなく、野球の技術だけじゃなく、
その野球に対する「気持ち」の部分がはるかに強かったってことだ。


悔しさの度合い・・。


「勉強も止めて、家の手伝いもほったらかして、野球をやれとはいっていない。
家でのやるべきこともしっかりやって、ほんの少しでいいから素振りをする。
また、素振りをやったからといって、すぐに打てるようになるとは思わない。
お前らが思ってほしいのは、練習したことが試合に活かせなかった時の悔しさを
十分に感じてほしいことだ。今はそれがないことが問題なのだ・・。」

「・・・・・・・。」 もう~凹みの極みに達している。

「試合に負ける、ヒットが打てない、エラーをする・・、それはしょうがない。
しかし、努力もしないで、気持ちも乗せないで、『ま、しょうがない~。』って
安易に結びつけて、お互いの悪いところを舐め合うのはどうかと思う。
そんなことを許してしまう雰囲気になったら、お前らの今シーズンに未来はない・・。」

「・・・・・・・・・・。」 その瞬間、円陣の中の子供らの目がテンになった。

・・あ~、ちょっと可哀そうな気になってきた。


「ま、今日は今日で分かってもらって、これからどうするかだ。頑張っていこう~。」
「・・はい。」 刺激強すぎたか、返事が弱い。

あ~少し言い過ぎたな~ってことを考えていると、遠くで声が聞こえる。
「監督~、さよなら~。また明日・・。」 元気な声で挨拶・・。あら。意外と明るい。

・・なんか、ホッとしたというか、安心した次第で・・。

心配するな・・。お前らだけ頑張れとは言わない。


自分も頑張らねばと重々承知しているところだ。





Posted by UMUサン at 20:45│Comments(0)
 
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