サンガーズ奮闘記

長い間、学童野球に携わってると、いろんな監督さんに出会えて、
勉強になったり、感心させたり、驚いたりと、いや～ほんと面白いことだらけ。


まあ～確かにいろんなチームと練習試合をして、勝ったり負けたりの中、
そんな勝敗だけの話じゃない・・・。
相手チームをいろいろ観察したり、チームづくりに勉強させられたりと、
その地域の土地柄なんかも、チームの特徴に反映したりして。
そんなこともひとつひとつ、非常に面白いな～って思ってる。


で、もう１つの大事な楽しみも～・・・。

それは、いろんなチームのいろんな監督さんやコーチ、コーチスタッフ、
父兄などなど・・、いろんな話できることも楽しみのひとつとしている・・。

いろんな地域、いろんなチームにはいろんな名物監督さん。
ちょっと～・・、たくさんいるではないか・・。


今から７～８年前のことだろうか、那覇遠征に行ったときの話である。
その時、お世話になった某少年野球チームの監督さんもその一人。。
野球の話も、またそれ以外も話も実に面白い・・。

那覇遠征に行く約１カ月前、当日の試合日程の話をしていたら、
「監督～、もう子どもがいないんだったら、自由でしょ。
練習試合の前の日から那覇に来て、前夜祭しようか～。」って提案・・。

おお～こりゃいいや～って思って父兄に話したら、　あら、リアクションなし・・。
あっ、これは反対だなって、すぐに気付いて惜しくも断念。。
う～ん、この時は実現しませんでしたが、まあ～正直、実現したかったね～。　

遠征当日、朝にその監督に連絡したら、片手にハンバーガーを持って登場～。
「いや～、昨日、他のチームのメンバーと飲み過ぎちゃって～。ガハハ～。」
みたいな・・。自分が行かなくても飲みに行ったんだ～って思った（笑）・・。

・・で、「今日は何試合～？」って聞くと、すると・・、
「デイゲームは２試合かな。　で、ナイトゲームは１試合。場所変えて～。
今日はどんな～？　行く～？　ガハハ～。」　お～い・・、また行くんか～い～。　
でも、ちょっとだけ、その気になってしまったというわけでして。

そんな話やった後、「ちょっと監督してこよーね～。」 自分のチームに戻っていった。

う～ん、デイゲームは負けたから、せめてナイトゲームはどうにか食らいつきたい・・、
と思ったけど、いや・・、コールド負けになるかもしれない・・。

今度、是非、対戦しましょう～。
ただし、那覇はアウェイなんで、ホームの名護で・・なんて思った次第で。

まあ～遠征に行った時の楽しい思い出のひとつである・・。


今回のように遠征試合は、何かと新鮮に感じ、地元で練習試合をやるのと
一味も二味も違う・・。グラウンドの形状などはもちろんのこと、
練習時に使用する道具や備品などにも目を向けると、ホームチームの
日々の活動のあり方や練習方法なども垣間見えて、大変参考となる・・。

当然ながら、今回の南部遠征でもその目的は達せられたのである。





切磋琢磨の練習試合の中にあって、それ以外の有意義さがある。
手を合わせる（練習試合）ことは、顔を合わせることであり、
顔を合わせることはお知り合いになること・・。すれば、また今度～って
次へのお手合わせへとつながっていく・・。またまた楽しみが広がっていく。

遠くへ行くことは大変だし、父兄の皆さんも負担も大きい・・が、
野球以外でも「交流」できることは、大きな意味をもたらす・・。

GW時、西に東に北南（きたみなみ）・・。遠征試合が花盛り。


さあ～どんどん「遠く」へ行こうではないか~！