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2018年05月01日
遙かなる・・。
さて、「第7回北部学童ジュニア大会(第7回琉球セメント旗)」が閉幕・・。
我らサンガーズは初戦敗退という悔しい結果となりました。
初戦の相手は北部南ブロックの強豪、宜野座ファイターズ。
歴史のある古豪で、特に今シーズンは5年生主体のチームとあって、
先輩たちを相手に戦い、技術はおろか、精神面も鍛えられているなど、
すでに経験値は我々も及ばないほど、蓄積されているのだ・・。
そんな強豪を前に、苦戦を強いられるものと覚悟して臨んだのである。
先発は章碩(5年)・・。初回の相手の攻撃、主軸に長短打のヒットを打たれ、
あっという間に2点を先行される・・。2回の攻撃も同じような展開で2点を追加され、
序盤に4点ビハインドの展開。噂どおりの破壊力にベンチは沈黙を余儀なくされる。
反撃に転じたのは2回の裏、先頭の4番光将(5年)が四球で出塁すると、
5番朝陽(5年)が左中間を破る2塁打を放ち、無死2,3塁のチャンスをつくる。
その後、後続は凡打するも2死満塁までつなげ、9番慶(4年)の時に押し出しで1点。
さらにチャンスで1番の琉太郎(5年)、2番章碩(5年)のタイムリーヒットで
一気に4点を追加し、5対4と逆転に成功・・。ベンチは大いに盛り上がりを見せる。
次第に打線は粘りを見せ始め、相手投手の乱調やエラーなどに乗じて
さらに3点を追加し、7対4とリードを広げる展開となったのである・・。
ピッチャーは2番手の光将にスイッチ・・。立ち上がりは3者凡退で抑えるなど、
素晴らしい立ち上がりをみせるも、4回に試練の回を迎えたのである。
2死まで無難に打ち取るが、突如制球が乱れ始める・・。
そうなると「負の連鎖」の歯止めが効かない・・。連続四球に内野陣のミスが重なる。
ランナーを塁上に置き、ワイルドピッチの連続。3点差を一気にひっくり返される。
8対7と1点リードでの攻撃・・。2死3塁までランナーを進め、相手失策で1点をあげ、
同点に追いつく・・。次の回から章碩が再びマウンドにあがるも、流れは引き寄せられない。
先頭を四球で出塁させると、またもや内野陣のミスでピンチが拡大・・。さらに四球が続く。
そして、ランナーを塁上において相手主軸のタイムリーヒットで2点を献上。
最後となった我らの攻撃も3者凡退に打ち取られ、そのままゲームセット。
我々の反撃も及ばず、10対8と悔しい敗戦となったのである・・。
振り返り、反省するはやはり投手を中心とした守りのミスが大きい。
やはり、投手陣の制球難が大きく失点の要因となったのは言うまでもなく、
そんな投手陣の不調をカバーしきれない内野陣や外野陣のミスが多々。
投手陣が相手打線を抑えきれないと言う技術の差はあるものの、
そんなことよりも自ずからミスし、ピンチを招いてしまうことは戦前から懸念されていた。
「相手の実力どうのこうのより、自分たち自身のプレーが試されるぞ・・。」
この2週間あまり、練習後のミーティングで口酸っぱく言っていたことが
見事に的中した結果・・。心配されていたことが現実となったのである。
そんな中、悪いことばかりじゃない・・。4点のビハインドを打線の粘りで跳ね返せた。
外野手の頭上を越す打線の破壊力は乏しいが、コツコツ内野陣を脅かす打球も
打てたし、次につなげる四球も選ぶことができた・・。
一時は強豪チームを相手に優位な試合展開を見せる場面もあったのだ。
しかし・・。そんな流れを自分らにものにできない、自ら手放してしまう・・など、
勝利を手にする前に、真の強さを手にすることができない弱さがそこにあったのである。
試合後のミーティング・・。
「・・・この敗戦を機に、これから君たちがどう臨むか・・だ。」
涙を見せる子もいる中、自分も敗戦の悔しさを感じながら気持ちを振り絞り、
次への道に、歩むきっかけを示さなければならないのである・・。
悔しい敗戦をバネに、さらなるステップに期待を込めて。
さあ~まだまだ見えない遙かなる先に、その答えはきっとあるはずだ・・。
Posted by UMUサン at 20:35│Comments(0)