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2018年03月22日

この子らの「伸びしろ」・・。


さて・・、今年のサンガーズの代表チーム・・。
メンバーとなる4年生の活躍が大きな鍵となるのは言うまでもない。

現在、主力となりそうな4年生メンバーは3~4名・・。
上級生5年生が9名いる中、約半数ぐらいのメンバーがポジション争いを
繰り広げていること自体、チーム全体としても活性化につながるだろうし、
正直、この多くの4年生がメンバー争うに加わることは、予想だにしなかった。
嬉しい「誤算」と言えば、そう思わざるを得ないことなのだ・・。

そんな子供らの中には、野球を始めて2年に満たないメンバーもいれば、
野球以外の習い事(陸上、水泳、空手など)を兼用しながら頑張っている子らなど、
必ずしも野球のみに傾注し、のめり込んでいると言うわけでもない。

そう・・。
意外と「野球ばかり」やっていない子供たちの方に「伸びしろ」を感じているのだ。


そう言えば、以前にこんな話を耳にしたことがある・・。

ある大会直前でのこと・・。レギュラーとなっている子が別の習い事を兼ねていて
その習い事(陸上競技)の大会と野球の大会の日程が重なっていたとのこと。
すると、当時の指導者が「(陸上大会を)優先すればレギュラーから外す。」と宣告。
子供や親共々、困り果ててしまっている・・と、陸上競技関係者から耳打ちされた。

「学童野球って、そんな感じで指導しているんですか~?」 苦笑いで話してくれたが、
事務局の自分としては、苦笑いで済まされるような話ではないって深刻に受け止めた。

・・結局、陸上大会を優先したみたいだが、レギュラーからも外されなかったと言う。
しかも、陸上競技でも学童野球においても素晴らしい実力を見せつけたのである・・。

まあ~承知のことではあるが、学童期において、これからどの道に興味を示し、
素晴らしい才能を発揮、開花するかを見定めることは、時期尚早ではある。
学童期では野球を始めるが、のちに別のスポーツで大きな成果を残すことの話は、
良く聞く話のひとつである・・。

行く道を一つだけに絞らず、多くの可能性を模索する機会は大切なことであり、
多くの選択ができるようにしていくことは、この学童期の子供たちに接する指導者の
大きな役目の一つではないだろうか・・?

「これを選べば次の道を閉ざす・・。」 そんな類の話はもってのほかなのである。

そんな話はスポーツだけの話ではない・・。
アニメに興味を持ったり、釣りに興じたりなど、やりたいこと満載なのが子供である。
いろんなことにチャレンジし、その中において自分に合ったものに徐々に標準を絞る。
そしてやがて、自分自身の心に決心が芽生え、それに向かって努力していくことは
何ら悪いことではない・・。むしろ、それが健全なのである。

我々は、子供たちの無限の可能性を封じ込めることはできないはずだ・・。


この子らの「伸びしろ」・・。


「監督~、大会の当日に空手の大会があります・・。」であったり、
「水曜日は陸上の練習があって、部活には来れません。」 などなど。
「そうかそうか・・。では、野球同様に頑張らないといけないね~。」 激励する。

陸上であったり空手であったりと、野球以外で活躍を見せれば、それは大いに賞賛・・。
「あの一番になった子はサンガーズのメンバーなんだぜ~♪」 周囲に自慢話。
また逆に、「うちの1番バッターは100Mで県4位の実力者だ・・。」 さらに自慢を膨らます。

野球であろうと別の競技であろうと、はたまた勉強や文化面でも然り・・。
多方面で活躍してくれれば、我々にとっても嬉しさこの上ないのである。


さあ~この子らの「伸びしろ」は、計り知れないほど・・なのだ~♪





Posted by UMUサン at 20:20│Comments(0)
 
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