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2018年02月21日

我らの覚悟・・。

・・ま。そんなことだろう~っては思っていたが・・。

我らサンガーズ、「第138回名護ブロック春季大会(第123回名護市長杯)」を
見事に優勝という素晴らしい結果で終えて、今日が最初の練習・・。

仕事を終えて、あだね川公園に向かうと、練習の面倒を見ていた
なーぎーコーチ(♀)がプンプンしている様子・・。
「監督~、こいつらふざけてますよ~!」お父さんコーチ顔負けの風貌は、
いつものことながら頭の下がる思いであり、我々も一目置いている存在。
お父さん連中が仕事で遅い時は、頼りになること間違いなし・・。
そんな、なーぎーコーチも怒るほどの練習態度を見せるとは、
こいつらもなかなかの曲者・・。少し苦笑いを見せながら視線を向ける。

なーぎーコーチに言わせれば、特に4年生メンバーとのこと。
まあ~4年生連中にとってみれば、Bパートから数えても初タイトルだし、
優勝メダルを手にしたことがないメンバーが多数で、浮ついた気持ちに
なっているのは当然だと言えば、そうかもしれない・・とは思うが。

それにしても、あまりにも不甲斐ない練習態度に我慢できず、
いったん練習を中断し、ミーティングまで施したとのこと・・。
「あら~よほどだな・・。」 次第にメラメラと心に火がつき始めてきた。

自分がグラウンドに登場してからか、少しは元気を出し、お互いに声をかけ、
一生懸命にやってる様子(?)は見せているものの、何となくプレーが雑。
捕球にしろ送球にしろ単純なミスが目立ち、ミスをしても安直な態度でやり過ごす。

・・やはり、身の入らない練習はすぐに態度や様子で分かるもんだ・・。

まあ~幾度となく過去にもあったことだが、素晴らしい成績を残した後、
安心感からなのか、高慢な気持ちからなのか、だらけた空気が蔓延し、
練習態度ひとつ一つに油断した心持ちが垣間見えるのだ・・。

直近で言えば、去年の北部選手権を制覇した時だってそうであった。


「喝を入れなければね~♪」 そんな風景に毎度のことながら思うんだが、
長く子供たちに付き合っていると、「喝の入れ具合」も要領をつかんできている。
その感じたまま、即座に行動を起こしても、なかなか効果が得られない。
我々大人以上に強者(つわもの)的なところもあるし、小賢しいことも多々・・。

・・やはり。ここは一番、培ってきた経験を見せる時なのである。


我らの覚悟・・。


そんな不真面目な状態であっても練習中は見届ける・・。
多少の小言は口にするも、基本的には見続けるのみ。
そんな中、自分の視線に感じて襟を正し始めるやつもいれば
そうじゃないやつだっている・・。そのことをしっかりと見極めておく。
そんな作業に徹し、しかとこの目と記憶に焼き付けておく。

練習後のミーティング・・。その日の感想を述べる・・。
当然、身の入らない練習態度のことを口に出し、不満を表す。
「そんな奴は自分自身で一番分かるはずだ・・。」 誰とは言わない。
「ま、自分はもう~分かるけどね・・♪」 誰だと言わず、円陣を見渡す。
「・・。」 子供たちに緊張感を走らせる・・。

そんなことを2、3回練習時に施行した後、
臨んだ練習試合などで、ここ数回の練習で見せた子供たちの態度についての
自分の判断を見せてあげる・・。当然、ゲームに出れない子もいるわけだ。

ここで初めて、「喝が入った」ってことを見せてあげるのである。
しかしながら、理解できる子もいれば、そうじゃない子だっている。
そうなれば、しばらく継続となるし、気づけるようさらなる仕掛けも必要。
できる限り、自分が納得できるように持っていきたいのである。

そうでないと、我々のコントロールでしか動かないようになってしまう。
自分の意志と覚悟と責任を感じてグラウンドに立ってもらいたい。

それを養うには、この「だらけている」時こそチャンスだと思っているのだ。

我々のその場その時での怒りは一瞬で発散され、頭に上る血液は下がるが、
子供らの心に後々残ってくれているかどうか・・。気をつけなければならないこと。
それが長年の時を経て、常々感じているところである。

うまくいっていない時こそ、あえて騒がず動じずなすがまま・・。
すれば、自然と子供たちが何かを感じ、動いてくれるはずだ。
それを待ってみるのもひとつの手ではないだろうか・・?

・・自ら考え、行動する子に育つかもしれないと期待するが、
まあ~根気のいるってことは間違いない。

しかし・・だ。


このことは、我々は百も承知であると覚悟しているはずだ・・。





Posted by UMUサン at 23:50│Comments(0)
 
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