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2018年02月15日
十九の春・・。
さて、もう~だいぶ過ぎた話となったが・・。
先週から今週にかけて野球の話題が満載であったと言うこともあって、
なかなか書き綴ることができなかったことではあるが・・。
2月12日は我が家の次男坊、竜誠の誕生日であった。
彼も何やかんやと19歳となる・・。まさに「十九の春」を迎えたのである。
まあ~、「十九の春」と言えば、
「わたしがあなたにに惚れたのは ちょうど十九の春でした。
いまさら離縁と言うならば もとの十九にしておくれ。」 そんな歌い出しで始まる
本土では、1975年に田端義男がギター片手に歌い、「歌謡曲」としてヒットさせ、
沖縄では三線でさまざまな歌手が歌って「沖縄民謡」として加えられている。
どの歌もそうだが、歌詞に込められた様々な思いが歌意として存在し、
その「十九の春」にしても、根底にはつらい仕事や苦しみがあり、それを乗り越えるのは
歌にこめた愛と希望である・・とネットでの解説ではこう告げている。
ちょうど、「十九の春」を迎える竜誠にとっても、歌詞に込められた意味の度合いはあれど、
故郷を離れた場所で、これから自分の行く道を手探りながら過ごす思いは同じかも・・と、
そう思えて仕方がないのである・・。
初めての一人暮らしの中、学業や部活にバイトと、日々の生活を営むにあたり、
何事も自分自身で、そしてしっかりと意思を持ってやらなくちゃならないことは当然であり、
故郷で見守る我々にしてみれば、無事に「生きている」ことが何よりなのだ。
しかし、二十歳の春が近づくにつれ、社会人としての自覚と責任、協働や連帯など、
自分自身の意思を貫くことだけじゃなく、他者との関わりも十分に熟慮しなければならない。
そんな中、自分の考え方や行動を思い通りに達成させるのは容易なことではなく、
時には、うまくいかないことだって多々・・。それが「世間の荒波」となって立ちはだかり、
歩む道を困難なものにさせていくことだってあると覚悟を要しなければならないのだ。
「おとん~サンガーズ、今度県大会に行くんだって~♪」 そんな一報が入る。
「ああ・・。春季ではお前らが行った以来だ・・。」 瞬時にその時の記憶が蘇る。
電話口での話しぶりは、あの当時の頃と何ら変わりはない・・。
そのほか、「手袋送って~♪」 「グローブオイルは?」 野球全般は自分だし、
「タコライスはどんなして作るの~。」 「食材至急・・。」 生活全般はおかん。
今でも、事ある毎に連絡が入るのは日常茶飯事だし、それが安否確認(笑)。
そんな我々の関係性は、相も変わらず継続中・・。
まあ~親から見れば、いつまでも子供は子供であるのだし、
子供から見ればいくつになっても親であることは変わりがない・・。
しかも、社会(世間)から見れば「十九の春」は立派な社会人としての領域だし、
親の庇護を受ける時期はもはや離れ、「自立」を促される立場となる。
「いつまでも子供、いくつになっても親・・。」 しがみ続けることはできないのだ。
さあ~迎えた「十九の春」・・。
・・春爛漫の日差しを受けて、新芽が芽吹くように大きな成長を願うばかりだ・・。
Posted by UMUサン at 20:20│Comments(0)