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2017年12月25日

「強さ・弱さ」の裏表・・。


さて、「第8回北山食堂杯争奪学童軟式野球交流大会」・・。
結果は準優勝と素晴らしい成績で終了することができましたが、
優勝決定戦は、上本部ドジャースに13対2と大敗を喫してしまった。

喜んで良いのか悩んで良いのか何とも言えない内容に複雑な思いが交錯。

大会初日、初戦の瀬底ウォーリアーズに4対0と勝利。
序盤、チャンスを作りながらも最も得点圏の高い3番、4番の中軸が不発。
中盤あたりから相手のミスに乗じて得点をあげたものの、内容的には課題。
しかし、投手陣が踏ん張り、相手打線を無得点で抑えきったことは評価している。

続く準々決勝戦の相手は北部南ブロックの強豪、山田ジュニア・・。
先発の湧斗(5年)は今までにない制球が安定したピッチングを見せ、
持ち前の速球で相手打線を封じ込める・・。
打線も少しずつ機能し始め、中軸のタイムリーヒットで加点し、優位に進める。
最終回に1点を返されたが、湧斗は最後まで安定した内容で完投。
結果、6対1と勝利し、まずまずの内容であった。

そして大会2日目、準決勝戦・・。相手は大宜味結GUTS。
初回に、1番斗夢(5年)の好走塁で先制するも、その裏すぐに追いつかれる。
その後、相手内野陣のミスもあって5対1とリードするも、またもや相手打線に
連打とランニングホームランが飛び出し、5対4と1点差に迫られる。
しかし、追いつかれ火がついたのか、2死から怒濤の攻撃を見せ、
ヒットと四球、相手ミスに乗じて一気に6点を奪取・・。相手を大きく引き離す。
試合は11対4と時間切れのタイムアップで勝利し、決勝戦へと駒を進めた・・。

迎えた決勝戦、相手は北部北の雄、上本部ドジャース・・。
先発は山田ジュニア戦で好投を見せた湧斗であったが、初回から大乱調。
四球とヒットエンドラン、タイムリーランニングホームランにタイムリーエラーで
一気に5点を献上し、湧斗もチームもローテンションスタート・・。

中盤は湧斗もどうにか立ち直り、無失点を続けたが、最終回に乱調を迎える。
四死球にヒットにエラーのオンパレード・・。この回も6点を奪取され、大撃沈・・。
打線も相手投手の緩急を駆使した内容に翻弄され、2点を取るのがやっと。

結果は散々の13対2で大敗・・。正直、準優勝の喜びも半減してしまった。


まあ~子供たちはこの大会2日間、良く頑張ってくれました。
しかし、強さと弱さが相互に顔を出し、成果と課題が裏表で見え隠れする。

まずは、投手陣の出来如何・・。ま、どのチームもそのテーマは同じですが、
我らの場合は、ピッチャーの調子が悪いと、とことんまで落ち込んでしまう。
失点が2、3点まで済むならば許容範囲・・。が、時には二桁近くまで失点するのが深刻。
1イニングに5点だったり7点であったりと、取られる点数がハンパない。
しかも、2死から突如のピッチャー乱調に端を発する大量失点にベンチも為す術なく、
攻撃にも悪影響を及ぼし、反撃の機会すらつくれない・・という。

まずは、投手陣の安定した内容を確立することが大きな命題となっている。

あとは、外野守備の徹底ですな。大量失点に大きく荷担している。
平凡なフライアウトが取れず、投手陣の持ち直しに足を引っ張っているのも事実。
一本取れれば大量失点にはならない場面の多々・・。投手陣の落胆の一因にも。
守備力向上も喫緊の課題となっているのも間違いないのだ・・。

・・まだある・・。打線の粘りである。
特にフルカウントから一球でもファールでも粘れれば、四球が取れそうなものを
簡単に見逃しであったり空振り、ボール球に手を出すといった粘りが欠如。
そのことは上位から下位まで、打線全体に蔓延していると言える。

ヒットまでとは言わなくとも、せめてバットに当てるという意識が必要となるだろう・・。

まあ~悪いことを書き出せば際限なく出てきそうなのだが、良いことだってある。
ひとつは下位打線の向上・・。これまでまったく機能していなかったのだが、
出塁できるようになったし、四死球も選べるし、ヒットも出て、打点も記録する等。
少しずつではあるが、光が見えてきたのである・・。

それともうひとつ・・。4年生の台頭である。
試合に出場する機会が増えるたびに野球を覚え、ゲーム感も上向き。
明らかに上達していくのが目に見えて分かる・・。今後、大きな戦力になりそうな予感。

良いところも悪いことも・・。今大会の大きな収穫となったのは言うまでもない・・。


「強さ・弱さ」の裏表・・。

「強さ・弱さ」の裏表・・。


新チームがスタートして間もない今の時期、しっかりチームの形ができていないし、
良い悪い、強い弱いの表情が日内変動のごとくめまぐるしく変わっていく。
次第にその変動幅が小さくなって、チームの姿が形成されていくのだと思うが、
そのために、多少なりとも手を加えていくことが我々の任務である。

悪いところ、弱いところを明確にして、それを克服していくことが大切。
また良いところは、持ち味として伸ばしていくことも重要なのだ。

・・子供たちの良いところを感じては歓喜に沸き、悪いところを見れば凹む・・。
子供たち同様に、我々も強さ弱さの裏表を持っていることも確か。
良いことには慢心が見られ、悪いことには妥協だったり、諦めだったりと
子供らだけに求めるのではなく、我々だって改めなければならないことなのだ。

今言えることは、まだまだ新生チームはスタートしたばかり・・。


「強さ・弱さ」を全部ひっくるめて理解し、前進あるのみと意を強くするしかない。





Posted by UMUサン at 21:30│Comments(0)
 
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