てぃーだブログ › サンガーズ奮闘記 › それぞれの「背番号」・・。

2017年12月06日

それぞれの「背番号」・・。


今日の練習後、「背番号」を配布した次第で・・。


「それでは、背番号を渡すぞ~。」 ひとまず、育成大会に向けての背番号。
シーズン通じてではないが、とりあえず、新チームとして最初に配布となる・・。

自分の目の前で円陣をつくる子供たちに一瞬の緊張感が走る。
キャプテンから順に、「1番、2番、3番・・。」 最終の背番号は「21番」。
子供たちはそれぞれの背番号を受け取り、眺めている。

微笑む子、沈黙する子、あるいは意味も分からず戸惑う子・・など、
いろいろ表情は違えど、その「背番号」の重さと意味は一緒なのだ・・。

「番号が大きい小さいはあるが、背中に背負う以上、それぞれの意味がある。
10番はチームのまとめ役と責任感が伴うし、エースナンバーは自覚と自信が必要。
キャッチャーはチームの要としての役割があるなど、それぞれ重要なのだ・・。」

そんな言葉を噛みしめるように、夕暮れの中で無音の空気が流れる。

「・・ただし・・だ。今、手にした背番号は永久に自分の背中に背負うと思うな。
背番号に合わない行動やプレーがあった場合には、即、撤収する・・。
それは当然のことだ・・。背負うものの意味を常に考え、心がけろ・・。」 念を押す。


それぞれの「背番号」・・。

《 竜誠の屋部中野球部時代の「背番号」。本人より自分が一番喜んだ記憶が・・。》


そう言えば、「背番号」ではこんな思い出が思い浮かぶ・・。

凛太朗が屋部中時代であったと思いますが・・。
何の大会か忘れたが、ピッチャーの乱調でひどい負け方をした・・。
しかも、エースを投入し、弱小屋部中の悲願の初戦突破に挑んだのだが。

試合後のミーティングで、野球部の顧問先生が、乱調したピッチャーに対し、
「背番号『1』を背負っている意味が分かっていない。」と一言・・。
「確かにピッチャーは大変だけど、それなりのものを背負ってマウンドに立ってる。
それが『背番号1』に凝縮されている。その『1番』を託された覚悟が必要なのだ。」
みたいなことを話していたのを覚えている・。


背番号『1』に限らず、それぞれの背番号の意味、重さを思えば、
それなりの意識も出てくるであろう・・。

自分らも中学校や高校球児などの現役時代、背番号を渡された時の感動は、
今でも鮮明に記憶し、日頃の頑張りが認められたような感じがして、
嬉しさが込み上げた・・と同時に、責任感や自覚も湧き出てきたものである。

まあ~自分が望む背番号はあるにしろ、
それぞれの背番号には「それぞれの意味」があるのだ・・。

その意味を感じることができれば、自然と背番号に込められた期待が達せられる。


それぞれの背番号に託された意味を考える・・。それが我々の「意味」であるのだ。






Posted by UMUサン at 22:40│Comments(0)
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。