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2017年11月16日

ミスや失敗の裏側にあるもの・・。


まあ~・・、なんて言うか・・。
ミス、失敗した子にかける「言葉かけ」は難しいよね~。

去った「第137回冬季大会」の時もそうだし、いつの練習試合や大会の時もそう。
当然、わざとミスや失敗をする訳じゃないし、ミスや失敗は絶対しないってこともない。
だからこそ、ミスや失敗をした時の「言葉かけ」はその子の性格や場面などを考慮し、
慎重にしなければならないと肝に銘じているところなのだ・・。


ミスや失敗の裏側にあるもの・・。


ストライクが入らないピッチャーとか、簡単に見送りする子。
または、悪送球を繰り返す・・で、声が全然出ていない子・・・。

「お~い。打たせばいいから、真ん中に行け~!」 乱調のピッチャーに。
「2ストライクだ。絶対見逃すな~。」 見逃し三振の多い子へ。
「しっかり捕って、ちゃんと投げろよ~!」 エラーを繰り返す子に・・。
「お前ら~!声を出せ~。元気も出せ~!」 テンション低いメンバーに。

監督やコーチ、必死に応援する父兄らが子供たちに檄を飛ばす・・。

・・さて、そんな時、子供たちは・・、
「ちゃんとストライク狙っているよ~。」 ストライクのなかなか入らない子。
「最後の球は、完全にボール球だし~。」 見逃してトボトボベンチに帰る子。
はたまた「・・ちゃんと捕ってって、どんなするば~?」 エラーして途方に暮れる子。
「ごちゃごちゃ言われたら元気出そうにも出ないし~。」 やけくそで大声を上げる子。
・・そんな声が「心の声」として、聞こえてきそう・・だね。


そうですよね~。わざとミスや失敗する子はいないと思いますよ~。

ま、一生懸命や真剣さに欠けるプレーや態度がみられるならば、
そりゃ~喝を入れることも必要ですが、全力でやった結果のミスや失敗であれば、
そんなに檄を飛ばすこともないかな~って思っている。

試合に勝ちたいあまりに、ミスや失敗を見逃さないってのは、
子供たちにとって逆効果になる場合もあるんじゃないかと考えることもある。

ミスや失敗は許されないって気持ちがプレッシャーにつながり、
プレーをガチガチにさせ、勝敗を左右する・・。
で、よけいにミスや失敗を繰り返す・・。こうなれば悪循環になります。
かといって、ミスや失敗をまったくとがめないことも、これもまた、どうかと思う。

・・だから、ミスや失敗をした時にこその「言葉かけ」が難しいんですよね~。

ただ、そんな時の一言がきっかけとなり、確実なプレーが身につくこともある。


以前、ベテラン監督さんから聞いた話・・。
「プレーでのミスをその時のプレー場面で怒るのではなく、違うことで例える。
日頃の生活態度や勉強がどうだとか、友達との付き合いは大丈夫か~だとか・・。」
野球以外で「しっかりしていない」ことがあるから、プレーに影響するって話。
そんなことだから、その場面のミスや失敗だけを指摘しても直らないってことである。

まあ~振り返れば、我らサンガーズにも思い当たることが多々あるような・・。

一般的に、なんのために野球をやっているの~との問いに、
「好きな野球が上手になるように・・。」ってこともありますが、
やはり、子供たちのちゃんとした健全育成ってのが根本にあることは周知のこと。

その意味を再度振りかえれば、ミスや失敗した時の声かけも味のあるものになるかもね。

「いずれにしても、子供とは根気勝負だな~♪」 ベテラン監督さん・・。

ふむふむ・・。まさにそう。


事あるごとのミスや失敗よりも、もっと大切なことに檄を飛ばそうか~♪





Posted by UMUサン at 22:45│Comments(0)
 
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