
2017年11月01日
さあ~今こそバットを振ろう~。
まあ~ここ2、3試合とも「貧打」に喘いでいる・・。
去った日曜日の練習試合、大浜ベアーズ戦では7回の攻撃に湧斗(5年)のヒットが出るまで
まったく快音なしの無安打・・。しかも振り遅れ気味の一塁方向へのフライを量産・・。
結果、1-1の同点のままタイブレークに突入。2点を先取されたものの、
その裏、1点を返し、なおも無死満塁の攻撃。ここは一気呵成に逆転の場面だが
続く2番の聖(6年)がピッチャーゴロのダブルプレー。2死となって3番胡珀(6年)が四球。
しかし、4番の皓太朗(6年)はかすった当たりのキャッチャーフライで試合終了・・。
ま、大浜のエース君は北部支部学童部きっての好投手であるってこともあって、
そうたやすく打ち込めるなんて思ってはいないが、それにしても内容が悪すぎる。
ポイントは遅いし、先ず持って難しいボールの手を出しすぎ・・。打つ球の選球がダメだ。
甘い球を打ち損じていることで、追い込まれての厳しいコースに手を出さざるを得ず、
凡打のヤマを築く・・。これじゃあ~打てないのも頷けるっていうもの。
その後、大浜が繰り出す2番手、3番手にも同じような打撃内容をリピート・・。
「・・・。」 あまりにも酷い状態に、かける言葉がなく、半ば諦めの「ぼやき」が口を衝く。
しかも、出ているメンバー全員が同じ状態・・。バッティングの悪さが連鎖しているのだ。
誰かが内容が良ければどうにかなるもんだが、先発メンバー全員がそんな状態なんで、
攻撃の突破口が開けない・・。ランナーに出ることもままならないと言ったところだ。
「・・・。」 どうにか対処しないとズルズルといってしまいそうな予感に陥る・・。
練習試合後のミーティング・・。
「気持ちが乗らないとスイングもスピードに乗らないもんだ。」って開口一番。
さらに、「最後は気持ちが強いチームが勝つのだ。今までの実績は過去のことだ・・。」
「・・・。」 今日、練習試合の内容が悪かったのを自覚するかのようにうつむく・・。
シーズンスタート時、6年生は去年の悔しさを晴らすかのようにバットを黙々と振り、
そして5年生は、その6年生を追いかけるかのように必死にバットを振り続けた。
夕闇迫る中、バットがうなる音と気合いの全員かけ声と血マメを我慢したあの光景が
絶対、自分らをもっと強くすると信じてやまなかったのだ・・。
そうだ・・。
あの時の気持ちを思い出すことこそ、今シーズン最後の戦いに向け、必要なことなのだ。







バットを振ることで打撃を向上させる以上に、気持ちを向上させるきっかけにしてきた。
我々はこうして今シーズンの厳しい戦いを乗り切り、その都度、成長を遂げてきたのだ。
・・できることは、無我夢中でバットを振り、自分らのやってきた野球を邁進すること・・。
さあ~今この時こそ・・。バットを振ろうではないか~。
Posted by UMUサン at 21:50│Comments(0)