サンガーズ奮闘記

自分に良くある話・・。

・・何事も「野球」に例えてしまう・・ってことは前々から周知しているのだが。

仕事柄、会議が多い。そんな中、会議の内容・話題を何でも野球に例えてしまう・・。
いや、会議ばかりじゃない・・。日常業務の中でも「野球テーマ」が真っ先の話題である。

去ったある日、市内の小学校へ業務の一環である「福祉体験講座」を実施したのだが、
まあ～小学校へ行けば必ずと言っていいほど学童野球の子供たちが参加しているので、
「福祉体験講座」の講義の入りは、やはり野球がきっかけとなるのだ・・。

中には、「あれ、このおじさんどっかで見たんだけど～？」なんてジッと自分の顔を見つめる
子供もいたりして、「おじさん見たことある人～？」って言うと、手を挙げる子が２，３名いる。
「誰？」聞き返せば、「宇茂佐の監督・・。」 「はいご名答～♪」 そんな感じである。

・・そんなことは会議の中でも炸裂するのだ・・。
何か決断・決定が必要な場合に、「例えば野球で言えば・・・。」なんて話し始めると、
参加者一同は、「また野球～？」ってみたいな顔してる。。

何も言わないメンバーもいるが、たまらず言う奴もいる。。
「もう～野球で例えられても、自分らはよく野球が分からないんで、
イマイチ、ピンとこないんですけど～！」ってな具合で・・。

そこで自分もたまらず言い返す～。
「野球が分からないってあるか～！野球ってのはな～・・・。」って。
もうそうなると、野球での例え話ではなく、純粋に野球の話になったりする訳だ。

またまた、たまらず言い返す人が登場。
「別に野球に例えなくてもいいんじゃない～。普通の話で・・。」

おいお～い。分かりやすいように例えているのに～・・。
「なんじゃ～。」って、野球の試合のごとく闘志満々のヒートアップ状態。


そんな中、あまり意見も言わない人が最後にズバリ！
「例えがどうのこうのではなくて、単に野球の話がしたいだけじゃない？」

みんなの「そうだそうだ～。」の意見に、ついには陥落・・。

「・・。」 そ！そのとおり、野球の話がしたいだけなのだ～。

野球の例え話ができない会議なんて、
野球で言えば、エースや四番がいなくて、まぐれで勝った試合みたいで・・。

あ、しまった～。また例えてしまった・・。もう～直りませんがな。。




《　『監督～、バカみたい・・。』って、笑うな、皓太朗～。》


会議が終わって帰る間際、先ほど自分にトドメを差した人が駆け寄り、ひとこと・・。

「で、この前の練習試合、どうだった～？」って、にやり・・。
お、さすが分かっていらっしゃる～。。

まあまあ～と別室に案内して、会議にも出さなかったコーヒーまで出して、
例え話ではなくて、どっぷり純粋に野球談議に花を咲かす・・。


う～ん・・。会議してる時間より長かったのは言うまでもありません～♪