春の麗らかなこの時期・・。さあ~明日から新学期がスタートします。
今日まで静寂であった学び舎には、久し振りに子供たちの歓声が響き渡る・・。
ま、当然のことだが、我が家でも新学期を迎えた。
凜太朗は、愛知学院大学生として、3年目の春を迎え、大学生の風貌も板についてきた。
そして竜誠は日本福祉大学に進学・・。新たな生活への第一歩を踏み出したばかりである。
そして、あかりは北山高校理数科2年生へと進級・・。いよいよ受験の年を視野に入れてくる。
まあ~何かとお騒がせした1年ではあったが、勉学への意欲も向上をみせ、予想以上の成績。
部活も女子ホッケー部に在籍し、大会などでも優勝するなど、それなりの活躍に満足・・。
これからますます自立心旺盛となり、自分の人生設計に一層励むことになるだろう。
特に竜誠のことだが、無事に大学へ合格を果たし、新たな道へと進んでいる。
凛太朗やあかりは高校での寮生活を体験しているが、竜誠にとっては初めての一人暮らし。
・・当然、何から何まで自分一人でしなくちゃならないのだが、まだまだ半人前。
料理のことや洗濯のこと、買い物やゴミ出しなど、今までの経験不足が露呈し、
毎日のようにおかんに確認の電話やLINEのオンパレード・・。
少しは一人暮らしの大変さが身に染みて分かってきている最中ではなかろうか。
・・人一倍の寂しがり屋・・。本人は口に出さないが、心細さMAXかもしれない。
そんなことが気になって頻繁に連絡すると、逆に寂しさを助長してしまうのではと思い、
また、自分自身も寂しくなりそうで連絡は控えている・・。
ま、半年もすれば慣れてくるだろうし、新たな友達も出来て、学生生活が楽しくなってくる。
今が踏ん張りどころと、陰ながら激励せずにはいられないのである・・。
まあ~光陰矢のごとし・・とはこのこと。月日が流れるのが早い。
つい最近まで、どこへ行くにも親にひっついていたもんだが、
いつの間にか、そんなこともなくなってしまっている。
春の新学期を迎えるたびに、子供たちの成長を感じるのは言うまでもないが、
年々手がかからなくなっていくのも何だか寂しい気もするが、これは仕方のないこと。
これも一歩ずつ一歩ずつ、親との距離が離れていく証拠である・・。
自分で物事を考え、自分の意思で行動を起こす。子供の自主性を尊重しなければならない。
そうは言ってもまだまだ意見が出てしまうことがあるが、次第にそれも減少していく。
・・それよりも、逆に意見を受けてしまう機会が増えてくるやもしれないな~。
それも成長してきた証(あかし)の一つか・・。
いや、我々も子供に負けず劣らず成長していかなければと痛感するのもこの時期なのである。
春の麗らかなこの時期同様、みんな平穏な日常の中で過ごしてほしいと願ってやまない・・。