臨む決意・・。

UMUサン

2017年04月03日 20:30

さて、我らサンガーズ・・。
第22回北部選手権(第4回JAおきなわSS杯)の初日と2日目を無事に勝ち抜き、
大会3日目の3回戦へと駒を進めることができました~♪





















緊張する初戦の瀬底ウォーリアーズ戦・・。当然、大事な一戦の先発はエース胡珀(6年)。
試合は初回、相手打線を無得点でしっかりと抑え、上々の立ち上がりを見せる。
その裏のサンガーズの攻撃・・。1死から2番の智大(6年)がレフト前のヒットで出塁すると、
3番胡珀、4番皓太郎(6年)の3連続ヒットで2点を先制・・まずは、主導権を握る。

先発の胡珀は、3回まで相手打線を寄せ付けず、無失点で2番手投手にマウンドを託す。
一方、サンガーズ打線は2回以降も活発で、3回までに9点をたたき出す好調さ・・。
試合はそのまま行くかと思われたが、2番手の皓太郎、3番手の湧斗(5年)が大乱調。

4回から2番手の皓太郎は故障から復帰しての久し振りの公式戦のマウンド。
ボールの勢いは戻ってきたものの、制球がイマイチ・・。四死球で満塁のピンチ。
このピンチに後続を三振に打ち取り、どうにか1点でしのぎ切るが、不安定な内容である。
続く5回にもマウンドに送り出すが、制球の不安定さは改善されず、四死球で塁上が埋まる。

ここで3番手の湧斗がマウンドへ・・。しかし、準備も不足してか制球が定まらない・・。
しかも、ボールの軌道ががカーブ回転していると主審から2度も注意を受ける始末。
また、ピッチャーの不安定さが守備陣にも伝播し、エラーで3点を失ってしまう。

その後は、どうにか湧斗が抑え切り、5回試合時間切れで9対4で勝利したものの、
何かしら後味の悪い終わり方となってしまったのである・・。



















大会2日目・・。2回戦の相手は同ブロックの稲田少年野球との対戦・・。

この試合の先発もエース胡珀がマウンドに上がるも、立ち上がりを攻められる。
先頭打者にフルカウントまで粘られ、レフト前ヒットで出塁を許してしまう。
続く2番打者のバントをサードの湧斗が2塁へ送球・・。フォースアウトのタイミングであったが
この試合セカンドに起用した斗夢(5年)が落球・・。無死1、2塁とピンチが拡大する。
その後、送りバントで1死2,3塁とされ4番打者のセンター前タイムリーヒットで2点を先攻される。

その裏、2点を追うサンガーズの攻撃は、1番元(6年)がレフト前ヒットで出塁。
2盗後、2番の智大から6番聖(6年)まで6連打で一気に4点を奪取し、逆転に成功~。
2回裏の攻撃でも、2死から6連打をみせ、6点を奪取・・。点差を8点へと広げる。

先発の胡珀も初回以降は立ち直り、相手打線を封じ込む・・。
3回裏の攻撃に2点を追加したところで、10点差がつき、3回コールドでゲームセット。
大会2日目、2回戦も無事に突破することができました。


この試合は初日の雰囲気と打って変わり、プレーヤー、ベンチの一体感が際だつ。
激励の声援なども多く発せられ、全員野球で戦っているとのムードを感じることができた。

特に、キャプテン優介(6年)が中心となって選手全体と取りまとめ、士気を高めていることは
何よりも安心感があり、プレーヤー以上の活躍に感謝せずにはいられないのである・・。


さあ~、来たる土曜日(8日)は大会3日目・・。
大会最終日の決勝戦進出を目指して、最大の難関を迎えることになる。

次なる対戦は、今帰仁チーム絆(北部北ブロック)・・。
初戦で北部南の春の王者、漢那イーグルスを4対0と撃破し、勢いに乗っている。
チーム全体が小兵ながらも野球を熟知し、得点チャンスは見逃さない決定力を持っている。
しかも走力と「うまさ」を兼ね備えた機動力を駆使する強力な相手であることは間違いない。

相手の術中に嵌(はま)るとなかなか抜け出せず、一気に勝敗が決してしまう。
我々は惑わされることなく、全力で立ち向かう気持ちが求められているのである・・。

そして、やれることは躊躇なく全てやる・・。そんな覚悟を持って臨む所存である。

いよいよ真価が問われる時・・。
この最大の難関を乗り越えなければ、けっして頂(いただき)は見えないのだ。


さあ~・・次への決戦に向けて・・。戦闘モードを全簡に起動させていく決意である。