「終わりよければ・・。」

UMUサン

2017年01月23日 23:20


さて、「第3回JAおきなわ名護支店共済杯(6年生送別大会)」の初日・・。

我らサンガーズ5年生軍団は、初戦の名護ブロック屈指の強豪、東江少年野球に
1対0の大接戦で勝利を収めると、続く稲田少年野球に延長戦の末、14対5で制し、
見事にベスト4進出を果たしました~♪







今回の大会に向け、サンガーズは6名の6年生のほか、同級生となる屋部小のサッカー部や
ハンドボール部のメンバーでチームを構成し、6年生最後の大会に望んでいる。

初戦の東江少年野球戦には、光琉(6年)が先発のマウンドへ立つ。
両チームとも先発ピッチャーの踏ん張りで、序盤の2回までは上々の立ち上がりとなる。

迎えた3回表のサンガーズの攻撃・・。
1死後、1番の利季(6年)がライト線を破る2塁打で出塁。
2番の了輔(6年)が三振で倒れ、2死となるものの、先制のチャンスは続く。

このチャンスに、今日3番に入った義貴(6年)がアウトコースの低めを思い切りすくい上げると、
打球は大きな放物線を描き、左中間へ飛んでいく・・。あわやホームランかという当たりで、
2塁ランナーの利季がホームへ返り、まずは、1点を先制する・・。

その後は、先発の光琉が相手打線をしっかりと抑える・・。
また助っ人として加入した4名の6年生の子供たちも野球に不慣れながらも
随所にその役割を果たし、守りを盛り上げてくれた。最終回2死満塁とピンチとなるものの、
無得点にしのぎ切り、1対0の最小得点差の完封で見事に強豪チームを退けたのだ。

続く稲田戦は、劣勢の展開を見せる・・。その試合は応援することができなかったが、
聞けば、3対2とリードをされながらも4対4で追いつき、タイブレークへともつれ込む・・。

延長8回表のサンガーズの攻撃。今まで沈黙していた打線が大爆発・・。
全員安打となる猛攻を見せ、一気に10得点をあげ、14対4と大量リードで大きく引き離す。
その裏、稲田の攻撃を1点に抑え、14対5でゲームセット・・。見事にベスト4入りとなった。


振り返れば、今の6年生は底力は感じるものの、公式戦ではその力を発揮できず、
苦渋を舐め続けてきた・・。シーズン序盤のフラワーフェス大会では優勝を成し遂げるも
その後は、鳴かず飛ばずの低空飛行・・。公式戦では浮上することなる悔しい結果をなる。

臨んだ最後の大会では、これまで大きな戦力となっていた5年生の力を借りず、
自分たちだけで戦いに挑んだ・・。野球未経験の同級生を助っ人としてお願いし、
戦力的には見劣りするが、やはり同級生としての絆は、今までにない力を覚醒させ、
その最後の舞台で大きく開花させたのである・・。

それと、6名のサンガーズメンバーが野球未経験の4名の仲間を引っ張り、
「自分たちがやらねば・・。」との意識の中、いつも以上の力を発揮させたことと、
もう一つ・・。やはり公式戦の緊張感とは違うリラックスした気分で存分に楽しめたこと。
そんないろんな要素が影響し合い、この素晴らしい結果を生んだのではないだろうか・・。

「もしかしたら、今大会は良い結果見せるかもよ~♪」と予想したことを告げると、
「うん。そうかもしれないね。」とKAORU監督・・。まさに予想通りとなりそうである。

ベスト4進出にお祝いの電話を入れると・・、
「ほんとにシーズン中がこうだったらいいのに・・。」 困惑な様子だが口調は弾んでいる・・。
「そんなもんだよね~♪」 今大会だけじゃない。6年生送別大会の「あるある」なのだ。


さあ~次に迎え撃つのは、名護団地少年野球さんだ・・。
たしか、練習試合や公式戦を含め、一度も勝利したことがない相手である。
最後の最後にきて、またもや大きく立ちはだかるのも何か意図するものがあるのだ・・。

奇跡の勝利を目指し・・、いや、それは奇跡ではなく、真の実力で撃破するのみ。

「終わりよければ全て良し・・。」 なんて気楽なことは思っていないが、
せめて、「終わりぐらいは良くしたい・・。」との願いなのだ・・。


「終わりよければ次につながる。」 優勝目指して・・。頑張れ、サンガーズ~♪