今回、「第20回山浩JRベースボールトーナメント」に向け、背番号を回収し、
新たな背番号を配布する予定である。
(ま、背番号自体、古くなってきたということもあるが・・。)
今まで我らサンガーズでは、新チームでスタート時に配布した「背番号」を
そのまま、今シーズン終了するまで背負う・・。
記憶は定かではありませんが、以前までは大会ごとに返還し、次の大会に配布するって、
中学校や高校と同じようにしていたような・・。
それが、いつしか背番号の「固定化」になってしまってる・。
その「背番号の固定化」については、いつも心の中に蟠(わだかま)りがあるのは事実で、
毎大会を間近に迎えるたびに気になっているところである。
シーズン最初は、レギュラーではなかったが、頑張って頑張って
レギュラーを獲得したあとも、・・・背番号は一緒。やはり、意欲面では違ってくるとは思うが、
幾ばくの年数を重ねていく中で、「背番号で野球する訳でもないし~。」って言う話もあったり、
「上級生(6年生)は1桁番号で、下級生(5年生以下)は2ケタ番号でいいんじゃない」ってな
意見もあったり・・。中には、毎大会ごと、取ったりつけたり大変だよ~なんて意見も聞かれた。
そんな諸事情を鑑み、やはり負担の少ないようなやり方を継続している・・と言う訳。
しっかし~・・・、「背負うもの」が違うと、その分、気持ちも違ってくるでしょうから、
子供たちの頑張りに応えて変更していくのもいいかなって考えたりして・・。
そうこう悩んでいるうちに、次に大会が来て、大会申込があって・・、抽選会があって・・など、
悩んでいる思いとは裏腹に、次から次へと迫り来る大会に追われているのも実情・・。
なかなか背番号のことは解決に着手できていないのである。
学童野球のそれぞれのチームでは、背番号についてはいろいろやり方があり、違いがある。
自分らみたいにシーズン中、変わらずに同じ背番号をつけているチームもあれば、
毎大会ごと、個々の子供たちの状況に応じて配布し、違う背番号をつけてるチームもある・・。
毎大会、背番号が変わる・・。「控え番号」から「レギュラー番号」を獲得すると、
子供たちのモチベーションも違ってくるし、意気込みも違ってくるはずだ・・。
「・・う~ん。」 やはり、その方が「背番号の重み」があるはずだ・・。
凛太朗が屋部中時代であったと思いますが・・。
何の大会か忘れたが、ピッチャーの乱調でひどい負け方をした・・。
しかも、エースを投入し、弱小屋部中の悲願の初戦突破に挑んだ。
試合後のミーティングで顧問の先生が、
ピッチャーに「背番号『1』を背負っている意味が分かっていない。」と一言・・。
「確かにピッチャーは大変だけど、それなりのものを背負ってマウンドに立ってる。
それが背番号1に凝縮されている。その『1番』を託された覚悟が必要なのだ。」
みたいなことを話していたのを覚えている・。
背番号『1』に限らず、それぞれの背番号の意味、重さを思えば、
それなりの意識も出てくるであろう・・。
自分らも中学校や高校球児などの現役時代、背番号を渡された時の感動は、
今でも鮮明に記憶し、日頃の頑張りが認められたような感じがして、嬉しさが込み上げた。
・・と同時に、責任感や自覚も湧き出てきたものである・・。
まあ~貼ったり外したりなどの手間や負担も考慮していくこともいいが。
今一度、あの時のように背番号に託された重みを考えることも。これまたいいよね・・。