・・うちの次男坊、竜誠が何を思ったのか?
「俺、今日勉強するから夕食は食べに行かない・・。」と進言。
竜誠、テスト期間中にて部活が休み。あかりも塾が休み。
自分もおかんも特に夜の日程が入っていない。
(・・「おとんの方が何かと日程が入っているだろうが~。」って言われるが。)
そんなわけで、久し振りに家族揃って外食へ行こう~と予定していた矢先、
「俺、勉強するから・・。」なんて、思いも寄らぬ言葉が口から飛び出した。
「はあ~?普段は「勉強する」って雰囲気すら見せないのにどうしてだ?」とおかんに聞く。
「高校2年生にもなったら進学のこともあってテストのことが心配になったんじゃない~?」
「・・・。」 せっかく楽しみにしていたのに残念ではあるが仕方がない・・。
たしか、以前に進学の話をした際、
「お前、学校で指定校の推薦基準に達しないと、一般入試になるぞ~。」って忠告。
このことが少し頭をよぎって、「テスト頑張らなければ・・。」と思ったかもしれない。
「まあ~勉強する気が少しでも湧いていることはいいことだし・・。」とおかん。
「う~ん・・。」 みんなでご飯を食べに行こうとした日に湧かなくても・・とがっかりである。
思い起こせば、凛太朗は一般入試で大学進学を決めた。
学校が指定した大学には彼の希望する学部がなかったっていうのが大きな理由。
しかし、その道を選んでからは卒業間際まで受験勉強に悪戦苦闘した。
「俺、こんなに勉強したことってあるかな~?って言うぐらい。」と凛が振り返る。
何と言っても大変であったのは、同級生が指定校推薦で早々と進学を決める中、
一人黙々と勉強するってことが大変。モチベーションの維持にも大きく影響する。
まあ~今となれば、この時の頑張りが大学へ行っても頑張れる基礎になっていて、
結果的には良かったね~との思えているからいい・・。
はた、そんな凛太朗でも大変であった一般入試での大学進学に、
うちの次男坊、竜誠は耐えられるのであろうか・・。
「竜誠は、できれば指定校推薦が現実的・・。」とおかんが断言している。・・自分もそう。
ならば、高校の時のテストや普段の授業などの成績含め、これは非常に大事な要素であり、
「今、頑張らないといつ頑張る?」 「今でしょ。」との台詞を叫ばないといけないのである。
美味しい夕食を食べてきた帰り、車の中で、
「こいつのことだから、勉強~って言いつつもスマホか三味線いじっているかも。」と家に入る。
「あら♪」 テレビの前ではあったが、しっかりと勉強している姿があるではないか。
「今回はマジか~?」と上着を脱ぎながら、おかんが言っていた
「昔からエンジンかかるのは遅いけど、かかったら加速は凄いよ~♪」との言葉を思い出す。
「もう遅いから。」との言葉に、「うん。」と返事をしながらもペンを一生懸命に走らす・・。
「これはマジか・・。」 やっと「勉強」というにスイッチが入ったのかもしれない~って、
嬉しくもありながら、正直、見慣れぬ風景に戸惑いを禁じ得ない・・。
さあ~今週末は、「第132回名護ブロック春季大会(第117回名護市長杯)」の2日目。
ま、大会期間中なので、否が応にも天候が何よりも気になるところ・・。
「おいおい雨を降らす気か~?」 勉強すると言った時から気にしていたが、
並々ならぬやる気に、この調子じゃ雨だけじゃ済まない天候になるではないか~。
頭の中がオーバーヒートしないか・・との心配同様、天候も非常に心配なのである。
「う~ん、こりゃ~・・、今週末は『嵐』だな・・。」