ガールズ旋風・・。

UMUサン

2015年12月22日 21:45


さて、今年の「名護市学童軟式野球新人育成大会」・・。
第1位グループは、沖縄ガールズの優勝で幕を閉じました。

それにしても見ている者を釘付けにしてしまうほど、圧巻の戦いぶりに、
思わず感嘆のため息と驚きのどよめきがグラウンドを包み込んでしまいました~♪

沖縄ガールズは前回の2年前にも、たしか第2位グループでも決勝戦に進んだものの、
惜しくも決勝戦で敗退した・・との記憶が新しい。
その時だって、まざまざと女子力パワーを見せつけ、名護ブロックの猛者たちをなぎ倒し、
決勝まで駒を進めた実績は、強烈なインパクトで残像されている。

「え~、また俺らやられるし~(泣)。」と沖縄ガールズ参戦の情報を伝えると、
前回コテンパンにやられたチームの監督さんが嘆く・・。

・・ほんとに今大会においても現実となってしまったのである~♪


12月13日(日)大会初日の予選リーグ戦。Bブロックで登場する・・。
初戦の数久田少年野球さんに13対1で圧勝すると、第2戦の東江少年野球さんを
5対0で退けて、Bブロックを2連勝と第1位で通過を果たす。

続く第1位グループ決勝トーナメントAブロックにおいてもその勢いは止まらない・・。
初戦の宮里ブレーブス戦で、先攻し追い詰められるが、2対1で接戦をものにすると、
第2試合目の名護すいらんマーリンズ戦でも粘り強さを見せ、4対3で辛勝し、
ついに念願の第1位グループAブロックにおいて優勝決定戦に名乗りをあげた。


そして、第1位位グループBブロックの名護団地少年野球との優勝決定戦。
初回に先制されるも3回裏に1点をあげ、同点に追いつく・・。
同点に追いつくや流れを自軍に引き寄せ、徐々に自分らのペースに持ち込んでいく。

続く4回裏の攻撃においても、女の子とな思えないパワー打線が炸裂し、
この回に2点をあげ、逆転に成功・・。ついに試合をひっくり返した。
さらに5回裏にも相手守備陣のミスに乗じて1点を追加し、4対1と優位に展開する。


しかし、名護団地もこのままでは終われない・・。
先頭打者を四球で出塁させると、バントヒットや積極果敢な走塁で1死2.3塁と攻め立てる。
どうにか1点を取り返し、迎えた7番打者・・。名護団地はここでスクイズを敢行。
それが見事に決まり、3塁よりランナーを迎え入れてあと1点差と迫ったその時、
2塁ランナーも一気にホームに突入~、1塁手がバックホームに転送するも間一髪でセーフ~。
名護団地が驚異の粘りを見せ、ついに同点に追いつく・・。

なかなか、新人育成大会では見られない真剣な攻防に観客は歓声を上げる。

迎えた沖縄ガールズ7回裏の攻撃・・。
1死後にヒットで出塁すると、その後ランナーを2塁に進める。
すると、ピッチャーが2塁へ牽制するとボールが逸れてセンター前へ到達。
そのボールをセンターが少し後ろへ後逸する間に、2累ランナーがホームを駆け抜け得点。
・・結果、5対4のサヨナラ勝ちを収め、大激戦に終止符を打ったのである・・。


それにしても、今大会の沖縄ガールズの皆さんの活躍は目を見張るものがあった。
走る、投げる、振るなどの基礎体力の強さもさることながら、守る、打つなどの野球の技術に
ついてもレベルの高さがうかがえる・・。男子選手に引けを取らない力はまさに圧巻である・・。


今大会、ガールズ旋風が吹き荒れた・・。
・・と同時に、大いに盛り上げてくれたことに感謝します。






《・・野球ッ子応援会さんのタイムラインより画像はいただきました~・・。 》


まあ~・・。彼女らの真の強さは。その「笑顔」かもしれないね~♪