冬が来る前に・・。

UMUサン

2015年11月07日 18:30


さて、来週日曜日(15日)には、「第131回名護ブロック冬季大会」が開幕・・。
最後の「冬の到来」が間近です~。

この時期になると、早々と辺りは暗闇に包まれ、練習時間もだんだんと短くなる。
また、6年生にとっては最後の公式戦を迎えるとあって、何となくもの悲しさを感じる。





「どうにか最後の大会は・・。」との意気込みはどのチームも一緒。
そんな中で、自分たちはいい思いを・・と言う願いを叶えるのは至難の業でありますな。

先だっての「第19回山浩JRベースボールトーナメント」でのこと。
敗戦の憂き目にあった父兄が「・・あと1つか~。」とつぶやく声を耳にした。
勝負事はやってみないと分からないものだが、こうも早く敗戦を迎えるとは予想だになく、
敗戦のショックからだと思うが、最後の冬を前に心配事が先立つらしい・・。

「・・最後の冬、もし結果が出なければ・・。」 すでにそのような思いに苛まれるのだろうか。

「まあ~、野球は学童で終わりじゃないし・・。」と、分かり切ったこととは承知していると思うが、
やはり、学童は学童で納得いく集大成を迎えたいと思うだろうし、当然、それが一番の望み。
誰もがその一番の望みに期待して、最後の冬の到来を待っているのである・・。


かつて最後の冬が来る前に、父兄からこんな連絡をいただいたことがある。
「最後は大丈夫だよね。」と・・。正直、勝負事には絶対はないし、時の運でもある。
しかし、「大丈夫だよね。」との悲痛とも思えるその問いかけに、
「いや、やってみないと分からない・・。」とは、どうしても言えなかった。
「ああ、大丈夫だ・・。」 そう答えた。いやそうしか答えられなかった。

・・結果は初戦敗退。「大丈夫だ。」との答えは叶えられなかったのである。


それ以来、「大丈夫だ。」の安易な言葉は使わないように心がけている。
最後の冬が来る前に、やるべきことはしっかりやろうという言葉に置き換えた。





それは子供たちだけじゃない。応援する父兄も一緒・・。
チームの成績を、子供たちの活躍を祈る前に、願う前に、やれることはたくさんある。
悔いを残さず・・は、子供たちばかりでなく親たちも一緒なのだ。

試合ばかりじゃない。練習も日一日、1分たりとも無駄なく全力。
応援する父兄の皆さんも全力サポートに期待・・。子供たちに負けてはいけない。
我々だってやれることはすべてやるという決意・・。

どういう結果が待っていようと、今やれることにベストを尽くすしかないのである。


さあ~、冬が来る前に・・。万全の備えに全力を傾けよう~♪