今日は7月7日。・・そう、七夕(たなばた)なのである。
《今から3年ほど前、東日本大震災へ災害支援に行ってきた福島県いわき市。
「復興」の願いが込められた短冊がギッシリ・・。その願いは通じているのか・・。》
七夕の由来は諸説はあるが、一般的には7月7日の夜、天の川を隔てられた「彦星」と「織姫」が、
年に一度だけ会うという伝説にちなんだ行事と言われている。
そんな七夕といえば、願い事を書いた短冊を笹の葉にぶら下げるという風習がある訳で、
小さい頃に学校行事などで経験したという思い出がある人も多いのではないだろうか。
自分の短冊が笹の葉とともに夜風に揺れているのを見ると、不思議とその願い事が叶いそうな
気がしたのは自分だけじゃないはず・・・。
短冊に願いを込めるのは多々あり、1枚の短冊だけじゃ足りないっていう人もいるかもしれない。
例えば、あかりのことで言えば、
「高校に無事に合格しますように・・。」とか、「県大会で良い成績を残せますように。」など。
また竜誠の場合、
「甲子園に行けますように。」や「どうにか大学へ行けるように。」
はたまた凛太朗で考えると、
「ちゃんと大学を卒業できるように。」「就職も無事に・・。」なんてこと。
要するに、子供たちだけでも叶えてほしいことは山ほどあるのだ・・。
ま、おとんとおかん、その他の家族(おばあなど)だと、
「家内安全」「健康祈願」なんていうのは、願い事っていうよりも、
これからの生活・人生に関わるすることで、叶えてほしい的な他力本願じゃなく、
自分自身、気を引き締めて行こう~ってある意味、決意表明にみたいなものかもしれない。
そうなのだ・・。短冊に願いを込めるってのは「決意表明」みたいなことである。
「高校合格しますように・・。」とか「甲子園に行けますように。」と願い事を託すのは良いが、
そこに向かって自分自身、努力しないとその願い事は成就しないのである。
何もしないで幸運が舞い込むことを期待するだけっていうのはないとは思うのだが・・。
ま、幼稚園生の頃にように。「ウルトラマンになれますように・・。」なんてのは、
努力すれば必ず叶う~って訳にもいかないだろうではあるが、
いずれにしても、願いを叶えるためはそれなりの行動は必要となるのである・・。
しかし、願いを叶えることは、ご存じのとおり、簡単ではない・・。
特に、願い事は「1枠」しかない場合は、その「1枠」を成就することは容易ではない。
「甲子園に行きたい。」とか「県大会で優勝したい・・。」などの願いは、
みんながみんな努力してからと言って必ずしも叶うものではない。
その願いに向かって行動を起こし、より思いが強い者だけが近づけるもの・・。
・・だとすれば、その思いをどれだけ持つかも重要になるだろう。
「願いは到底届かないもの」なんて、そのようになって欲しくないことに意識を持つのではなく、
本当にその願いが叶うように意識を集中させる、高めるってことも大切になる。
ミスターチルドレンに「PADDLEE(パドル)」って歌がある。
「良い事があってこその笑顔じゃなくて、笑顔でいりゃ良い事あると思えたら
それが良い事の序章です」って歌詞が出てくるが、まさにその通りである・・。
これから短冊に書き記す言葉は、
「甲子園に行けますように・・。」じゃなく、「甲子園に行く!」ってことだろうね~♪
誰もが、星に願いを込めるロマンティックな七夕の夜・・。
・・なんか、話が現実的になって、どうもすいません~♪