・やはり、準優勝効果なのか。いや、それとも・・。
練習時においても、顔出す父兄の数が多くなってきている。
この前の火曜日、チビッ子たちの練習日に顔出すと、すでに父兄たちがノックをしている。
それだけじゃない。内野の各所に父兄がつき、子供たちに檄を飛ばしている。
で、よく見るとベンチの後ろ側にはお母たちの姿が数名・・。
そ。今まで見られなかった光景である。
《・・保護者の応援は、計り知れない力となる・・。》
チビッ子サンガーズ本格始動の前の1月下旬。チビッ子父兄の保護者会を開催。
まあ~保護者会というのは名目で、実を言うとチビッ子父兄でざっくばらんに飲み合って、
懇親し、お互いの仲を深めよう~ってのが狙いである・・。
・・実は、チビッ子軍団の世話を引き受けるにあたり、こんな話を耳にした。
「Bパートの父兄はなかなか顔出してくれなくてね~・・。」なんて。
「・・・。」それでは、ど一発目に飲み会しよう~と企画した次第である・・。
保護者の意識改革・・。まずはそれから始めないといけない。
保護者の結束なくては、チーム運営は成り立たないのである。
開催してみると案の定、お互い初めて口を利いたとか、名前が分かったという父兄が多数。
同じチームにいながら、よく知らない~ってのは、あまりおよろしくないことではある。
まずは顔を合わし、自己紹介・・というパターン。お酒というツール(道具)もあってか、
ま、時間が経てば経つほど、仲良くになれてるし、いろんな話に花が咲く。
そんな光景に、今回の飲み会の意義が達成できたかなって感じた。
そんな取り組みが功を奏してか、練習試合などにも多くの父兄が顔を出すようになった、
親父連中の中には、初めて審判を受け持ったり、お母たちが飲み物の準備もやってくれたり、
お菓子の差し入れなども多数あったりで、何となく賑わいが出てきた。
そう言う雰囲気になると当然、子供たちも嬉しい気持ちになるだろう。
今日のピッチングはどうであったとか、バッティングは~?守備は~?なんて
日頃から親子同士の会話が弾む・・。
また、親父やお母の前では良い所をみせようと、チビッ子軍団は俄然頑張るし、
チーム全体に活気が生まれる・・。
この前の第129回春季大会だって、ヒットを打った子が塁上でガッツポーズ。
自分もベンチでその子に合わせてガッツポーズで応えると、「ん?」視線が何となく合わない。
よく見ると、その子の視線の先にはお母が嬉しそうに手を叩いて喜んでいた。
「なるほど・・。」 子供たちの活躍の裏には親たちの応援あり・・ってわけですな~。
「え~、普段の練習から来て頂ければ、子供たちはもっと頑張ると思います~♪」
冒頭で紹介した保護者会(飲み会?)の中でお願いを申し上げた。
仕事が忙しいのは重々承知しているが、少しだけ顔出すだけで子供たちの勢いが違う。
顔色が違う、輝きを増してくるだろう~♪
・・今、そのことを父兄たちは実感しているだろうし、
現に先だっての春季大会での子供たちの活躍が証明している。
そんな中、嬉しい意見をいただいた。
第129回春季大会最終日、各パートの決勝戦を終えて片づけをしているとき、
「いや~、サンガーズの父兄の多さにはびっくりした。特に記念写真を撮ってる際の
カメラ(スマホ等)の数には驚いたね~・・。」と副指導部長。
「父兄がたくさん来ると子供たちは強くなるはずよ~。」と副ブロック長・・。
「そうですか~?」なんて、軽く聞き流したが、内心ほくそ笑んでしまった。
春季大会の成績は子供たちの頑張りもあったが、
その子供たちの頑張りに声援を送った父兄の頑張りも多大にある。
子供たち自身、頑張ればやれる~って気持ちになったと思うが、
親父とお母たち自身も頑張れば、きっとできるとの自信につながったに違いない・・。
このことは、準優勝したってことよりも大きな成果であるかもしれないね~♪
・・ということで、これからもよろしく~♪