多くの役割を身につけて・・。

UMUサン

2023年05月01日 22:10


さてさてさて・・。今日から5月がスタートである。

そんな5月と言えば一年のうちでもっとも野球をするのに適した季節・・。
清々しい天候に暑くも寒くもなく、気持ちよくプレーに打ち込める・・というもの。
そんな清々しい季節とは裏腹に我らのチーム状態は決して「清々しい」
ものとは言えず、逆にいろいろと心配なことが尽きないのである・・。

そんな中、もっとも心配なのがメンバーが揃えられない・・ということ。
今シーズンのA代表メンバーは6年、5年生を合わせて11名というギリギリな状況。
まあ~シーズンスタート時からトラブル(メンバーの体調不良や怪我等)に
見舞われればベストメンバーどころか「9名」揃うかどうかの瀬戸際な状態が懸念され、
そんな懸念がここに来て現実的なものとして悩ませる事態となっているのである。

「ちょっと体調不良で・・。」 練習試合等のお知らせLINEに不穏な返信・・。
「・・メンバー揃うか?」 頭の中で想像し、実際に書き出してみる。
「おっと、丁度だし・・。」 つまり9名はどうにか・・ということである。
しかし、もし試合の途中で体調不良者が出れば即続行不可能となるのだ。

「う~ん。まずいなこれは・・。」 もはや勝敗云々の話ではない、試合すらできない。

ま、体調不良や怪我等で休むことは仕方がないこと・・と承知の上だが、
ほんと久し振りに体感する緊急事態に何らかの早急な対策を講じる必要がある。


「メンバーが足りない・・。」 そんなことは過去にも体験したことがあった。
まさに公式大会本番当日、指定した集合時間に集まったのは8名程度・・。
「あれ?1人いないけど・・。」 慌てて連絡するも応答なしの音信不通。
ままよ・・と試合会場に向かう途中、来ていないメンバーの家に寄れば、
何と就寝中・・。「寝坊しました。」 そんな理由なんて聞いていられないほど
事は急を要する・・。ひとまず着替えを受け取り、車の中で着替えさせ、
どうにかこうにか間に合ったというか必死に間に合わせたというか・・。

「こんなしないと試合できないなんて・・。」 後部座席でぼやく凛太朗を尻目に、
「ぼやくな!どうにか試合するぞ。」 泣きそうな表情で着替えを手伝う凛太朗に檄・・。
そうなればゲーム前の作戦なんて次の次・・。試合することが何よりも大なこと。

「・・。」 結局、大敗を喫し、さらに凛太朗が大泣きしたのは言うまでもない。


まあ幸いにもチビッ子軍団が17~18名いるのでそこから招集するのは可能だが、
彼らの試合と重なる・・となれば、やはり何名かを招集するには気が引ける・・。
チビッ子らは自分のゲームには出たいだろうし、招集してもAチームの代替要員的。
よほどの実力ではない限り、A代表チームでも中心を任されるってことはない・・。

当然だが、A代表の下位打線よりチビッ子の4番打者がいいはずなのだ。







いずれにしても・・。
何事もギリギリってことは気持ち的にも戦力的にも余裕がなくなるってこと。
過重なことはせられないし、ことさら体調に気を遣わなければいけないだろうし・・と、
いろんな面で子供らも帯同する父兄らにも負担を強いることになりかねない。

人も時間も余裕を持って臨めることが何よりも大切なことなのである・・。

まあ~今更メンバーが少ないことを悔やんでもしょうがない。
いなければいないなりにいるメンバー全員で役割を果たせばいいし、
その分、一致団結感も生まれ、良いムードになる・・と前向きに捉えながら、
この窮地を全員で乗り越える力を醸成していければプラスとなるはず。

またこれまでの固定されたポジションではなく、様々なポジションをこなすように
なるための修練の場ともなる・・。一人何役もできるよう試されていく中において、
様々なバリエーションに広がっていくことも大いに期待できるのだ・・。

そんな意味ではチーム力を高める絶好の機会となるかもしれない。


さあ~今年のゴールデンウィーク・・。多くの役割を身につけていくぞ・・。