南部の空・・。

UMUサン

2018年08月12日 21:50


さて・・。本日は南部遠征を決行~!台風14号の影響はほとんどなし。
少し強めの風がサトウキビ畑をザワザワと揺らし、南部らしい風景が映える。

東風平星さん、富盛チーターズさん、練習試合ありがとうございました。




《・・試合に熱中し過ぎて写真と撮るのを忘れた。南部の風景でお許しを・・。》


第1試合目は富盛チーターズさんと対戦・・。
富盛チーターズさんは、第55回沖縄県南部地区少年野球交流会の第3位。
紛れもなく南部地区において屈指の強豪チームである。
そんな強豪チームを相手にどこまで戦えるのかが注目された。

先発は2番手の斗夢・・。初回、富盛Cの攻撃、1死後に四球で出塁を許すと、
2盗、3盗を決められたあと、スクイズであっさりと先取点を取られる。
我らが反撃に転じたのは3回ウラ。1死後から1番斗夢が相手エラーで出塁。
2盗を決め、2番煌典がセンターオーバーのタイムリーヒットで1対1の同点。
続く4番の湧斗もレフトオーバーのタイムリーで一気に逆転に成功・・。

そして5回表から4年生の柊太を2番手でマウンドに上がる。
しかし、支えるべきの内野陣のミスが続き、1点を献上し2対2の同点となる。
引き続き、柊太は6回も投げ、見事に無失点に抑え切ったのだ。

その後、7回の攻防は両チームとも無失点でそのまま2対2の同点で終了。
強豪チーム相手に同点・・。しかも4年生ピッチャーも登板させながらの
引き分けは、大きな価値があった試合であった・・。

続く2試合目は東風平星戦・・。こちらも夏季県大会ベスト8の強豪チーム。
我らの真の実力が問われるゲームとなるのは言うまでもない。

先発はエースの煌典・・。2死後、内野陣のミスで出塁を許すと、
すかさず2盗、3盗を決められ、2死3塁とあっという間の先制のピンチ。
4番バッターはそんな我ら内野陣のスキを突き、セーフティバントを敢行。
まさしく電光石火の攻撃で1点を先制される・・。

そのウラ、サンガーズは1番斗夢が右中間を抜く3塁打で無死3塁。
2番煌典が四球で出塁後、2盗を試み、相手の送球ミスを招く。
ボールがセンターへ転がる間、3塁ランナーの斗夢が同点のホームイン。
3番竜の時にスクイズを敢行するもホームでタッチアウト。1対1の同点で終了。

しかし、3回表の東風平Hの攻撃で、ヒットと四球で2死2、3塁と攻め込まれる。
するとまたもや内野陣のスキを突くセーフティバントの攻撃で1点を勝ち越される。

2対1のまま、最終回を迎える・・。この回の先頭は代打の光将・・。
3球目をとらえた強い打球がショートを強襲、内野安打で出塁し、無死1塁。
続く7番朝太郎もサードへの強襲ヒットで無死1、2塁と絶好のチャンスとなる。

しかし、相手エースの絶妙なピッチングに翻弄され、後続が打ち取られる。
試合はそのまま2対1でゲームセット・・。敗戦を喫したのである。


今日の富盛戦や東風平戦は、やはり県下においても上位チームとあって、
そつのないゲームプランは、そう簡単には切り崩すことはできない。
ピッチャーの投球内容にしろ、守備力や走塁力は天下一品であり、
我らの弱点を攻め立て、スキあらば得点の突破口を切り開くチーム力は、
まさに野球の知り尽くしているというべき、「玄人仕込み」の戦いぶりである。

得点差はわずかだが、その試合内容には大きな差があるように思え、
一つ間違えば、大量得点差がつくようなゲームとなったはずだ。

また個々の選手のパフォーマンスも高い壁のごとく、立ちふさがり、
そのチーム力は、決して偽りのない実力を示したのである・・。

そんな実力チームとの練習試合で得るものは多く、見習うことも多々。
この戦いを機に、さらなる向上を決意させられたことが大きな成果となったのだ。

そんな南部への遠征は、いつも我らの成長の糧としてきたのだ。


この次、訪れる時は少しでも成長した姿を・・と、誓う南部の空であった・・。