残念ながら、我らサンガーズは準決勝で敗退・・。
名護少年野球クラブさんに5対4で惜敗。涙を飲んだ。
その日の準々決勝戦、許田少年野球戦でも苦戦を強いられた。
2対0から6回ウラに逆転を許してしまう絶体絶命のピンチ。
7回表に起死回生の同点に追いつくも、7回ウラに再びサヨナラの大ピンチ。
1死3塁から満塁策を選択し、どうにか無失点で切り抜け、タイブレークへ。
生き返ったサンガーズは、8回表には集中打を浴びせ、5点を奪取。
そのウラの攻撃を1点でしのぎ、8対4と準決勝へと駒を進めた。
続く準決勝の名護少年野球クラブ戦でも苦戦の展開・・。
中盤までは4対0と試合を優位に進めるも、イマイチ波に乗り切れない。
試合も中盤、4回ウラに四球とヒット、ワイルドピッチが続き、
あっという間に4対4の同点に追いつかれる・・。流れは完全に相手ペース。
5回ウラには2死ランナー無しからエラーで出塁されると、
3連続ワイルドピッチで1点を勝ち越され、逆転許す。
その1点が決勝点となり、そのままゲームセット・・。あえなく撃沈となる。
苦戦の準々決勝をしのぎ切った後、ホッとした空気が流れた中、
4対0とのリードを保ち、油断があったのかと言えば断言はできない。
もしかしたら、知らず知らずに心の中に緩みが生じ、その傷口が広がる。
それは気がつく間もなく忍び寄り、身体と気持ちを蝕んでいく・・
後悔しても後の祭り・・。ここで県大会の出場への道は閉ざされたのである。
沈痛な中でのミーティング・・。沈黙が支配する。
「結果がすべて・・。これか我々の実力だし、日頃の成果なのだ。」
心配されたことが現実となり、その現実に直視しなければならない。
辛いことだが、それが今の我々に最も必要なことなのである。
「雪辱を誓わなければ・・。」 そんな思いが体中に渦巻く。
これからのこと、そして方向性やモチベーションを復活させるためには、
そのような手立てがあるのか?・・。敗戦の風景が頭の中を支配する。
ただ言えることは、振り返ることより前に向くこと、進むことに挑む。
重い足かせを引きづってでも、まず一歩を踏み出さなけらば始まらない。
梅雨明けの暑い日差しのせいか、汗が滴るせいなのか・・
それとも・・。悔しい敗戦の現実を直視したくない気持ちの表れか。
しっかりと目が開けられないでいる・・。
しかしここは、踏ん張ってでも前を見据えなければならない。
・・ほんとに毎度のことながら・・。負けた日は悔しくて仕方がない。