夏の陣 負けられない週末・・。

UMUサン

2018年06月22日 21:15


さて、「第139回名護ブロック夏季大会(第124回名護市長杯)」の初日、
我らサンガーズは初戦の相手、古豪羽地ファイターズと許田球場第3試合目に激突。
どうにか投打がかみ合い、6対0(・・だったと思うが、スコア表では5対0になっている。)で
緊張感が漂う初戦を無事に突破することができました~♪





















































この試合の先発はエースの煌典(6年)・・。三振を含む三者凡退と絶好の立ち上がり。
その反面、うちらの打線と言えば、相手投手の緩急をつけた投球に翻弄される。
タイミングをずらされ、凡打のヤマ・・。なかなか攻撃の糸口がつかめない。

序盤3回まではお互い無得点が続く中、4回の攻防に大きなヤマ場があった。
打線の援護のない中、煌典がこの回の先頭を四球で出塁を許してしまう。
しかも、もっとも足が速そうな1番打者・・。当然ながら盗塁への警戒を強くする。

ここから圧巻だったのは、湧斗(6年)のセカンドへのスローイングであった。

すかさず初球から盗塁を敢行してくるも、セカンドへドンピシャストライクのスローイング。
ベースカバーに入ったショート竜(6年)がベース上に置いたグラブに吸い込まれるように
送球が収まる・・。そこへランナーが滑り込んでくるという・・。グラブはまったく動かさない。

「おお~♪」 この超絶スローイングにベンチは大歓声~。
しかも、1回だけにとどまらない・・。次のランナーも四球で出すと盗塁阻止で2死。
またもやランナーを出しても3度目となる盗塁に、再び絶妙スローイングが火を噴き、
盗塁阻止をやってのけ、相手の波状攻撃をことごとく潰していったのである。

「・・。」 もう~驚きの声すら聞こえない。目の前のプレーに思わず息を飲んだ。

「湧斗が素晴らしいプレーでピンチを脱した。さあ~この回がチャンスだ。」 檄を飛ばす。
すると、先頭の5番蒼太(6年)が出塁後、バッテリー間のミスで2塁へ進塁する。
6番章碩(5年)が絶妙のセーフティバントの内野安打・・。盗塁も決め、無死2、3塁とする。
この先取点のチャンスに、7番朝太郎(6年)がレフトオーバーの2塁打で2者が返り、
待望の先取点を奪取・・。8番光将(5年)の送りバントで1死3塁となった後、
9番琉貴(6年)が内野の前進守備を抜くタイムリーヒットで3点目を追加・・。
また、琉貴をランナーにおいて1番斗夢(6年)にもタイムリーが飛び出て4点目。

この回、ビックイニングを演出し、試合を優位に進めた・・。

その後も斗夢や煌典、湧斗のタイムリーなどで2点を追加し、6点を上げる
投げては、煌典は最後まで安定したピッチングを披露し、相手打線を寄せ付けない。
四球はあったもののノーヒットに抑えきり、結局、6対0で完封勝利を収めたのである。

・・やはり初戦は緊張感があり、ゲームスタート時は思うようにいかない。
そんな中、先発の煌典はしっかりと投げ、迎えたピンチでは湧斗を始めとする
他のメンバーが十分に支えるなど、まさに投打がかみ合った内容であった。


さあ~明日土曜日(23日)には、今大会最大のヤマ場となる3日目を迎える。
その日、ダブルヘッダーとなる2試合を勝ち抜けば、最終日へと駒を進めると同時に、
念願の県大会出場枠を手に入れることになるのだ・・。

最後まで油断せず、全力を出し切り、悲願の優勝を成し遂げようではないか。


負けられない戦いがそこにある・・。頑張れ、サンガーズ軍団~!