夢見る場所へ・・。

UMUサン

2017年11月22日 22:25


比較的、父兄同士のつながりが活発な我らサンガーズ。
大会や練習試合などに限らず、練習後も時間を作っては交流会(飲み会?)が盛ん。
特に最近は、そんな楽しみに気づいたのか、その頻度を増していくばかりです(笑)~。

「監督~、集まっていますよ~♪」とのいつものラブコール。
昨日はそこだ、今日はここです、明日はどこしよう~?とばかりに止まることを知らない。
「あら、今日もやってんの?」との返答に、「・・やるっていったし・・。」と常套句。

毎度のことながら練習試合終了後は、ソワソワとワクワクが交錯する。
しばし歓談しながら最早、頭の中では居酒屋の風景が映し出されている。
「・・。」 そんな中、一瞬の無言が集合の合図となる・・。
「一杯いきますか~?」 大抵は保護者会長の発声がきっかけとなるが、
もう~我々はすでに、心と体はアルコールと野球バカ同士の談義を欲しているのだ。

そんな交流会(飲み会)が我々の活力となり、一致団結の基礎となり、
子供たちを支える大きな力となっている~って言っても過言ではないのである。


「まずは乾杯・・。」 誰からともなく差し出されたグラスに自分のグラスを合わせる。
それをきっかけに、参加している父兄と次々に笑顔で乾杯・・。勝っても負けてもだ。
乾杯するたびに、グラスの表面から滴がしたたり落ちる光景を待っていたのだ・・。

「今日の練習試合でさ・・。」 単なる交流会(飲み会)ではない。一応野球の話もしないと。
その日の練習試合の様子や反省、そして子供たち一人ひとりの活躍の感想を報告。
途端に話がヒートアップ・・。目の前の美味しい料理に目もくれず、話に花が咲く。
そんな時は、野球の話題が酒の肴となり、せっかくの料理もかすんでしまうことも度々なのだ。

「あのスローボールには手こずったな~。」
「最近、あの子のバッティングは良くなってきていると思うけど・・。」
「立ち上がりはしっかりしないと波の乗っていけないね。」 などなど。
自分が感想を言う前もなく、父兄からの意見がどしどし出てくる。

・・当然、今日のことだけの話では終わらない。次はあ~したい、こ~したいとの話が発展する。
父兄同士の激論に自分が口を挟む余地もないし、特段、割り込む必要もない・・。
隣で聞いていて、美味しそうな泡盛を満喫し、料理と父兄の話を酒の肴にとつまんでいる。

「監督はどう思う~?」 と時々不意をつかれ、答えを用意していないことも度々。
「いや~、このお酒は美味しいな~って思って。ははは。」と答えに窮していると、
「・・・。」 まったく的を得ない答えに唖然としている。激論は小休止となる・・。

「いやね、こんな楽しい宴ができるのも子供たちのお陰と言っちゃなんだが、
このような交流会も野球の醍醐味なんだな~とつくづく思ってさ・・。」 感慨深く話すと、
「そうだ、もっともっと交流して子供たちに負けずにいかないと。」 そんな意見に呼応した。

自分のひと言が、さらに交流会を盛り上げていくための火種となってしまったようだ。

「・・うん。そうかもね。」と口には出さずとも、うなづきを大きくした・・。
交流会(飲み会)は、反省の場所から「夢見る場所」へと変化を見せているのだ。





今シーズン最後の戦いを終え、新たなシーズンのスタートとなり、メンバーも様変わり。
しかし、交流会(飲み会)はこれまで通りに継続する意向で意見は一致を見せている。

子供たちの素晴らしい結果は、我らのまとまりが大きく左右するかもしれないのだ。
まして父兄が一つになることは、決して悪い方向へは働かないと思っている・・。
・・すれば、交流会(飲み会)を盛んにするのは、何の迷いもないことなのだ(笑)。


・・今宵の交流会が、今年も「夢見る場所」となってくれるように願っている・・。