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2021年09月02日

間接的子育て支援・・。


さて・・。職場内でのミーティングでの話・・。

「う~ん・・。学校や保育園が家庭内にて子供らの面倒を見るよう
 要請されていることで仕事や生活に支障が出てきている・・。」

これは我々社協の障害児通園事業を利用している保護者からの声・・。
「保育園にも預けにくい、かといって子供をどこにも預けることができない。
 当然、仕事も休むわけにはいかない・・。」 そんな訴えが寄せられ、
その声にどうにか対応しようと協議したのである。

多くの障害の子供らに支援している中、感染拡大予防の一環で、
我々まで「家庭内養育」を要請すれば、利用児童の保護者まで
生活や子育てが窮してくるのは目に見えている・・。

さらに感染拡大予防を徹底し、どうにか受け入れていこうと結論に至った。

しかしこのことは障害児通園事業を利用する保護者だけじゃない。
保育園児を抱える我々事務所の若き職員たちにも言えること・・。
当然、同じように自分たちの子供が通う保育園等から家庭内養育を
お願いされれば協力しないわけにはいかない・・。

仕事のことも気にしつつ、子供らの面倒も見なくちゃならないことの、
厳しい状況がヒシヒシと伝わってくるのである・・。


ただ今、新型コロナ感染症の感染拡大がさらに深刻な状況は周知のとおり。
そして発令されている緊急事態宣言においても9月中旬までとされているが、
現在の深刻な感染状況をみると、さらに延長されるのでは・・なんて憶測も飛び、
まだまだ先の見えない現状に打つ手なく、ひたすら堪え忍ぶ毎日が続く中、
様々な対策が絶え間なく出されている・・。

例えば、小・中学校においては夏休みの延長やハイブリットと言われる
授業形態、保育施設等においてはエッセンシャルワーカー以外の職種は、
家庭内保育(養育?)に取り組んでいただくよう強く要請されている。

これもあれもコロナ感染が急増しての対策であり、ここにきて状況悪化に
歯止めをかけるためには自分らの生活のことだけを優先することもできない。
こんな非常事態の中、お互いに協力していかなければならないのである。

「・・子供を預かる状況になった場合、特別休暇を付与するか・・。」 そう判断。
家族を支え、子育てにも懸命となって仕事を頑張っている若い職員に対し、
少しばかりのお助け(支援)になれば・・との思い。

やはり・・。みんなで協力していかなければ困難は乗り越えられないのである。


間接的子育て支援・・。


「・・と言うことにしたよ・・。」 おかんに報告。
「そうだよね~。今この状況での子育ては大変だと思うさ。」 おかんしみじみ。

連日流れるコロナ関連の報道を見るたび、何度も口にしている言葉。
「・・今、子育て真っ最中だったら・・。」 そうリピートしている言葉の裏には、
我々だって若い職員のように右往左往の暗中模索だったかも・・と、
改めて胸をなで下ろしながらコーヒーをすすっているのである。

「で、もうひとつ・・。子連れ出勤も認めていて、その時には自分が預かると
 若い職員に進言しているのだが、その申し出には誰も出てこない。」
そう言うと、「・・それはないでしょ。」 そんな表情で再びコーヒーをすする。

「・・なんか小さい子の面倒を見てみたいな~。」 そんな思いもよぎってのこと。
「え~若い職員からすればちょー迷惑じゃない?」 そう言われそう。
仕方ない・・。そんな思いも言葉もコーヒーと一緒に飲み込んだ。

ま、振り返り思えば・・、
今のコロナの状況問わず、子育てにはたくさんの協力を必要である。
そのためにはおじいやおばあ、兄弟、親族等に最大限お願いすることもひとつ。
それと同じように子育てを終わっている世代も利用したら~と思って・・。

いわば、間接的子育て支援・・とでも言おうか。
・・我々だってそうやって子育てを乗り切ってきたのだ。


さあ~苦難の時・・。今こそ最大限の動員が求められる・・。






Posted by UMUサン at 22:15│Comments(0)
 
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