サンガーズ奮闘記

さて・・。まん延防止等重点措置が発令されて最初の週末・・。






《・・子供たちの歓声を待ちわびる名護少年野球場・・。》


今日の仕事も一段落・・。時計を見ると午後５時３０分を少し回る。
「あ～。」 机にへばりつき固まった身体をほぐすため外に出てみると、
「お・・。」 何とも夕暮れ前の心地よい天気が広がっている・・。

「・・。」 明日から待ちに待った週末が始まるって言うのに、
何とも心は沈みがち・・。素晴らしい夕暮れ空に気持ちが反比例している。

まあ～まん延防止等重点措置期間中、週末の部活動も制限がかかる。
近づくゴールデンウィークの予定が浮かんでは消えての点滅状態・・。
当然ながら重点措置下なのですべての日程が白紙となっている。
この状況下では仕方ない・・と納得しつつもこの天気を目の前にすれば、
より一層ため息を深く大きく吐き出し、さらに落ち込む気持ちが増幅する。

いっそ雨であったら割り切れるのに・・なんて、恨み言を口にしそうになる。

「ま、２時間だけでも練習できることに感謝しないと・・。」 気持ちを奮い立たせる。
そう・・。平日は９０分、休日と祝祭日は２時間程度は練習することが可能・・。
週末の野球を馬力に仕事に弾みをつけている自分にとってはありがたい。
わずか２時間でも大切にし、野球ができる嬉しさを噛みしめて臨む所存である・・。

・・意外にその方が充実しているかもしれない・・とポジティブに転換した。


さあ～明日チビッ子たちは紅白戦を予定している・・。
まずはしっかりと野球を教えてから・・だがゲームを通じて野球の楽しさを伝え、
その楽しさをステップアップに活用する・・ことはチビッ子たちへの常套手段。
これまで幾度となくその手法を活用し、モチベーションを上げてきた・・。

また、できていることとまだまだ勉強しないといけないところを
自他共に認識させ、それを次の目標につなげていくこともひとつの狙い。
いろいろ手を変え品を変え、工夫を施し、その成果を確認してみる。
そんな繰り返しの作業は３歩進んで２歩下がること多々・・。

その中においても１歩でも前に進めたら良しとしているのだ。





「さて・・と。」 ひとまず明日の楽しみは確認できた・・。
そうだ・・。こんな状況だからこそわずかな楽しみを少しずつ繋げていく。
この積み重ねが大きな楽しみへと変わっていくはずだ・・。

・・今週末も良い天気になるようにと願わずにいられない。


そう思ったら明日が待ち遠しくて仕方がない・・。皆さんも楽しい週末を！