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2020年08月06日

年齢詐称疑惑試合・・?


先だって(・・コロナの自粛前です。)の練習試合での話・・。

その練習試合の結果は、けっこうな大差で圧勝となる。
初回に相手ピッチャーの乱調につけ込み、ヒットと四球、内野陣のミスなどで
先制点をあげる・・。続く2回にも四球、エラーでランナーをためて追加点・・。
その後も打線好調で得点を積み重ねる・・。

まあ~相手のチビッ子チームはあまり練習もしていないということと、
メンバーも2、3年生が主体で、中にはちっちゃな子も交じっていることもあって、
そんなことを考えるとこの得点差はある程度予想されていた内容である。

しかし、正式な先発メンバーで臨むのが相手に対しての礼儀である。
実力の差が予想されていても相手を見下すような姿勢は非礼にあたるし、
いかなる相手でも全力で臨むのが、我らのモットーとしている。

・・と言うわけで、先発メンバーはフルメンバーで臨んだ。
(ま、途中からは選手をいろいろと交代はしましたが。)

すると試合途中、攻守交代の合間、主審を務めた相手側の父兄が
自分の座っているベンチに駆け寄ってきた・・。
「・・ん?何か不都合でもあったのかな?」 そう怪訝に思っていると、
「今、投げている子って4年生ですか~?」って・・。真聖がマウンドにいる。
「まあ~チビッ子チームで一緒に練習しているからそうだと思うけど。」と。
「どう見ても体格とかボールの速さを見ると4年生には・・。」 微笑んでいる。

ま、たしかに真聖を見れば4年生としては大きい方だし、
最近はピッチングも良くなってきている。ボールにスピードも威力もある。
もしかしたら、Aチームでもある程度通用するかもしれないって思う。
この試合、先発した大輔にしても球の走りや威力、そして最近良くなった
制球力、牽制の仕方などはAチームにも引けを取らないほど完成度が高い・・。

ピッチングだけじゃない・・。
バッティングにしてもBチームのレベルを超えている。


年齢詐称疑惑試合・・?

《・・第145回Bパート決勝戦、勝利した瞬間・・。悲願の優勝である・・。》


「ま、4年生かどうかは確認せずそのまま受け取っているが・・。」 笑い返した。
すると主審さんが「監督・・、一度確認した方がいいかも・・ですよ。
その子が『年齢詐称』していないかってね。あはは~♪」 ニコニコしながら冗談。
「そうだ。入部するときは『住民票』などの証明書類はもらっていないからね~♪」
「そうそう・・。何か証明書をもらった方がいいはずよ~。」 主審が戻っていった。

「・・こりゃ年齢詐称疑惑だな~。」 そう思いながらグラウンドを見つめた。

このことはただ身体が大きい・・って体格的なことだけじゃなく、
子供たちのスキルの高さ、技術面なども加味して言ってくれたのだと思っている。
ほんと、そういう野球のプレー面まで含めてBチームのレベルじゃないって
意味であれば嬉しいことであり、他のチームからも認められたってことに
純粋に素直に喜びたい・・。

なんせ、このチビッ子軍団とは日々悪戦苦闘の真っ最中であり、
そんな中、目に見える形で成長しているって一つの証(あかし)になれば、
言うことはない・・・。少しは自分の四苦八苦も報われる気がした・・。


試合終了後、先方の監督さんと談笑・・。
「なんか、『年齢詐称』しているって話だけど。ははは・・。」 言いながら近づく。
「・・そう。なんせ証明はもらっていないからね~。うふふふ。」 そう言い返した。

・・今のところ、子供たちの年齢の証明はできないが・・。


この子らの成長した証(あかし)は、確実に示すことができているようである。





Posted by UMUサン at 22:20│Comments(0)
 
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