サンガーズ奮闘記

さて・・。今日は息子たちの話題・・。

有難いことに凜も竜誠も野球を続けてもらっている（た。）・・。
まあ～凜太朗に関して言えば、今年の３月に無事に愛知学院大を卒業。
そのまま愛知県に残り、教職の道の第一歩を踏み出したばかり。
今のところ、どうにかやっているようだが、何と顧問になったのはバスケット部。
「こいつ、野球以外のスポーツは知ってるの？」 野球バカを貫いてきた中、
他のスポーツの実力がどれほどのものなのか未確認である・・。
「なんかバレーボールは上手らしいよ～♪」 おかん情報だが、見たことはない。
「・・・。」 案外、不器用な感じもするが、野球と違ったスポーツを体験するのも
いいことではあるが、バスケットウエア姿が想像がつかないのである。















先だって、５～６年振りに名護高校野球部の同窓会が行われた。
久し振りに顔合わすメンバーはさすがに五十路半ば・・。それなりの風格。
しかし、昔の面影を垣間見ながら一気に約３０数年ほど前にさかのぼった。

あの野球部時代の話から自分らの近況の報告まで・・。
何やら長女が結婚した話から孫ができた話まで。この年になれば当然。
「で、息子たちは～？」 自分に話が振られて、「うん。」 近況報告。

すると、「ほお～。まだ野球を続けているの・・？」 羨ましそうな顔を見せる。
「長男はバスケの顧問だけど、次男はまだ準硬で現役でやっている。」と、
ラインに送られてきた竜誠の写真を見せた・・。老眼鏡をかけて覗き込む。

「いいね～♪」 息子らが学童時代に一緒に熱中した仲間である。
聞けば、高校進学と同時に野球をやめ、勉学に勤しんだとのこと。
我らは野球部・・。やはりずっとやってほしいとの願いもあったらしいが、
子供たちは子供たちの道がある・・。それは致し方ないことである。

「ま、自分の子供たちもたまたまであって、もしかしたら違う道に進んだかも。」
その反面、未だに竜誠からのリーグ戦の勝敗の結果報告は嬉しいし、
打席の内容や調子なども聞いたりするなど、彼の成績は気になるところである。

一昨年は実際にリーグ戦も観に行ったし、代打でのヒットに歓喜し、
遠く愛知県から逐一おかんに報告したりもした・・。
その後、居酒屋にて一杯酌み交わしながらその日のゲームを振り返る。
翌日は凜太朗のゲームを観戦予定であったが、残念ながら雨天中止。

学童野球からこれまで幾度となく彼らのプレーを見てきた・・。
日頃の練習はおろか、家に帰ってもスイング練習からティーバッティング。
子供ら以上に熱くなり、あまりの熱さにおかんから苦言も多々あった。
「おとんがやるんじゃないでしょ！」 そんな言葉にハッと振り返る。

活躍すれば本人以上に喜び、失敗すれば本人以上に悔しがる。
そんな繰り返しで幾年月・・。熱さの度合いは違えど、まだ追いかけている。
いつかは現役も終わるだろうが、いつまでも関わってほしいと願っている。

そんな望みが叶うかどうかは本人に任させるしかないのだが・・。

「・・と言う訳で還暦野球でもやらないか～。」 そんな声が響く。
「おお～いいね。」 五十路半ばながら大盛り上がり・・。そろそろこの年代。
「じゃあ～自分がピッチャーするよ～♪」とか、「自分はどこどこ～。」なんて声。

昔ほど体が動くとは思わないが、気持ちはあの時代にオーバーラップ。
しかし、気持ちだけはあの時代のように燃え上がっているようだ。

また、この仲間で一緒に野球ができたら・・と、そう思った次第。
・・まだまだ子供らに負けてはいられない。


今度は子供らに自分の現役姿を見せたいもんである～。