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2018年08月07日
「変革」をもたらすきっかけとなるか・・?
さて・・。我らサンガーズが新たな取り組みを実践中である・・。
実は、我らサンガーズの保護者の中には陸上競技関係者が多数存在・・。
中には陸上クラブに所属し、陸上競技と野球を両立して頑張っている子らも数名。
陸上大会や陸上競技の練習と重なって部活をお休みする場合も多々あるが、
「走力」を鍛えるということではプラスになっていることから奨励しているところ。
そんな中、名桜大学の陸上競技部(?)の顧問をしている保護者の一人から
「今度卒業する学生の卒業研究論文の協力をお願いしたくて・・。」との話があった。
話はつまりこうだ・・。
名桜大学のスポーツ健康学科に所属する学生さんが短距離指導を行い、
陸上競技の経験のない学童野球の小学生に陸上競技トレーニングを行うことで
走力をアップさせることができるか・・みたいなことらしい。
まずは、トレーニング前に50m走の記録を計測。その後、週1回の水曜日、
計8回のトレーニングを経て、再度50m走を計測し、その効果をみるとのこと・・。
「あら。それって、うまくいけば足が速くなる・・ってことかな?」
依頼された時、名桜大学の先生とその学生さんに聞いてみると、
「ま、研究テーマである指導理論が正しければ、そうなるってことだと思いますが。」
「・・。」 はた?効果はどんなものか?足の回転の鈍い子供らを思い浮かべる。
「もし、効果がなければ申し訳ない気持ちになるね・・。」 そう言うと、
「いや、その時は学生の指導理論・方法が悪いってことでしょう。」 手厳しいコメント。
こりゃ何としても効果は出さないと・・。学生さんに悪い気がするし。
・・というわけで、第1回目のトレーニングを実施。
その注目するトレーニング種目とは、ダイナミックウォーミングアップ、ビートドリル、
ラダーにミニハードル、30m変形ダッシュなどの5種目を実施するとのこと。
子供たち6年生~4年生まで約25人があだね川公園に集結した。
すでに足の速い子もいるが、絶大なる効果を期待したい子らも数名顔を出す。
中には「ダイエットも兼ねて~♩」 そんな思惑も見え隠れする子もいたりして、
自分ら以上にこのトレーニングに期待するものは大きいとの雰囲気が流れる。
まあ~この日は初回ということもあって子供らと一緒に体験をしたが、
けっこうハードなメニューである・・。しかも普段は野球と違った筋肉を動かすし、
何よりも走るってことがメインなので息は上がるし、へばるしで疲労困憊・・。
また、複雑な足の動きもトレーニングに組み込まれているので、
しっかりと自分の体の動きを把握しなければできないものもあるなど、
頭の中で理解していることが体でうまく表現できるか・・ということも求められた。
いずれにしても、今回のトレーニングは良い機会と実感することができたのである。
今回の取り組みは、学生さんの卒業研究論文の協力ということではあるが、
我々としては、「もしかしたら足が速くなるかも・・。」と願ったり叶ったりではあること。
その研究理論・方法、そして子供らの意欲的な取り組みに期待したい・・。
さあ~この取り組みが我らサンガーズにどのような変革をもたらすのか?
ま、新たなサンガーズにご期待下さい~って、言うことになればいいけど・・。
Posted by UMUサン at 21:35│Comments(0)