› サンガーズ奮闘記 › 昔の「匂い」・・。
2017年10月03日
昔の「匂い」・・。
さて、去った土曜日・・。Nチームの監督さんより緊急入電・・。
「これから予定がありますか~?」って。なければ一杯どう~?ってお誘いだ。
携帯電話の向こう側で右手を口元でクイクイ~なんて、そんな仕草を想像する。
「・・いや、これからの予定は特に・・。」 せっかくのお誘い。何もなければ断る理由はない。
指定された場所に行くと、そのチームの父兄や子供たちが大勢集結しているではないか。
そんなお誘いの場所に、かの稀代の話術師SAKU監督もお呼ばれしていたという訳で。
「おお~久し振り~。」 お互い顔を見合わせて、まずは乾杯・・。何か照れ笑いがこぼれる。
この稀代の話術師SAKU監督・・。かつては、サンガーズの歴史を支えてきたひとりである。
そんな中、このお呼ばれしたNチームに対し自分同様、愛着を感じ、何かと気遣ってきた。
いや・・。気遣いという訳でもないが、何かしら昔のサンガーズの「匂い」がしてならない・・。
そんなことをこの稀代の話術師SAKU監督も肌に感じていたのかもしれないのだ。
数年前の話にさかのぼる・・。
「先週の土曜日、5年生チームでNチームと練習試合してきたよ~♪」と報告。
このNチーム・・。たしか、今シーズンなかなか調子が出ず、結果が残せていなかった。
しかも、風の便りでは「練習試合相手の確保もままならない・・。」との噂もチラホラ流れる。
「この前、たまたま先方の監督さんに会ってお願いされてさ・・。」と経緯を話す。
「ほお~。」 練習試合相手の確保もままならない・・。まるで昔のサンガーズのようである。
そんな自分の雰囲気を察したのか、希代の話術師SAKU監督がつぶやいた。
「・・あのチームを見ていると、まるで昔のサンガーズのことを思い出したよ・・。」って。
この稀代の話術師・・。あの当時のサンガーズを知る数少ない「生き証人」の一人である。
・・詳しく聞くと、練習試合前、サンガーズのスタッフにコーヒーの差し入れがあったり、
練習試合後は、子供たちにアイスキャンディー(チューチュー)もいただいたなど、
相手のNチームから温かい「おもてなし」を受けてきたとのこと。
・・いや、それだけじゃない。
さらに、先方の監督さんから「良かったら一杯どうです~?」なんて、
相手のNチームのスタッフさんたちとの交流会にまでお誘いがあったらしい。
あとから聞いた話で、翌日の日曜日も別のチームから練習試合の申込があって、
この週末、2試合みっちり試合ができて、まるで夢のようで楽しい週末だった~♪って、
「・・・♪」Nチームのスタッフ、父兄の皆さんの嬉しそうな顔が目に浮かんだ。
10月の綺麗な夕焼け空の下、穏やかな口調で話す稀代の話術師SAKU監督の報告に、
「あははは・・。」 なんだか人ごとのように思えず、嬉しい気持ちになってしまった。
・・ほんと、昔のサンガーズが思い出させた・・。
ひと昔・・。我らサンガーズもこのような時代を経験していた。
練習試合の相手も確保するにもひと苦労。相手チームにも名前を覚えられていない。
試合も大差をつけられてボロボロ状態。・・グラウンドにスタッフのため息だけがこだまする。
・・それでも試合ができる嬉しさがあったし、楽しさもあって、喜びがあった。
どんなに弱くても、試合がボロボロであっても、「反省会」だけは欠かさずにあったし、
「自分らもいつかは・・。」なんて、いつも夢(妄想)だけは抱(いだ)き続けてきた・・。
「なんか昔のサンガーズのようだったよ・・。」
稀代の話術師SAKU監督の繰り返す言葉が心に染みたことを覚えている。
あれから数年・・。Nチームはメキメキと実力を発揮し、大会での結果も残してきている。
さらに子供たちを支える保護者会の協力は、名護ブロック屈指の団結力を誇っている。
もう~昔の面影は、サンガーズ同様に遥か彼方の記憶でしかないのだ・・。
「最後の冬はお互いに頑張りましょう~♪」 乾杯するグラスに思わず力が入る・・。
「ギャハハ~。」 その声で周囲を見渡せば、子供らや父兄の笑顔満面で談笑する光景は、
このNチームの現在の良い雰囲気を物語っているのだ・・。
一見、和やかなムードの中にあってもお互いの胸の内は闘志満々・・。
来たるシーズンの集大成に向けて、並々ならぬ決意が見え隠れしているのだ。
まあ~我らサンガーズもこのNチームも苦難の時代を経てここまで歩んできた。
その歩んだ証は決して無駄なことではなく、しっかりと刻んでことも事実である。
そして、力をつけてきた今の時代にこそ、弱くとも一生懸命であったあの時代を振り返り、
楽しみながらここまでたどり着いて来たんだってことを決して忘れてはならないのである・・。
何はともあれ、お互いに今こそあの昔の「匂い」を思い出しつつ・・。
どんな結果でも笑顔で過ごしたあの時代のように・・。
ま、これもまた良し・・であるなって思うと、燃える闘志も秋風のごとく、涼しくなった~♪
「これから予定がありますか~?」って。なければ一杯どう~?ってお誘いだ。
携帯電話の向こう側で右手を口元でクイクイ~なんて、そんな仕草を想像する。
「・・いや、これからの予定は特に・・。」 せっかくのお誘い。何もなければ断る理由はない。
指定された場所に行くと、そのチームの父兄や子供たちが大勢集結しているではないか。
そんなお誘いの場所に、かの稀代の話術師SAKU監督もお呼ばれしていたという訳で。
「おお~久し振り~。」 お互い顔を見合わせて、まずは乾杯・・。何か照れ笑いがこぼれる。
この稀代の話術師SAKU監督・・。かつては、サンガーズの歴史を支えてきたひとりである。
そんな中、このお呼ばれしたNチームに対し自分同様、愛着を感じ、何かと気遣ってきた。
いや・・。気遣いという訳でもないが、何かしら昔のサンガーズの「匂い」がしてならない・・。
そんなことをこの稀代の話術師SAKU監督も肌に感じていたのかもしれないのだ。
数年前の話にさかのぼる・・。
「先週の土曜日、5年生チームでNチームと練習試合してきたよ~♪」と報告。
このNチーム・・。たしか、今シーズンなかなか調子が出ず、結果が残せていなかった。
しかも、風の便りでは「練習試合相手の確保もままならない・・。」との噂もチラホラ流れる。
「この前、たまたま先方の監督さんに会ってお願いされてさ・・。」と経緯を話す。
「ほお~。」 練習試合相手の確保もままならない・・。まるで昔のサンガーズのようである。
そんな自分の雰囲気を察したのか、希代の話術師SAKU監督がつぶやいた。
「・・あのチームを見ていると、まるで昔のサンガーズのことを思い出したよ・・。」って。
この稀代の話術師・・。あの当時のサンガーズを知る数少ない「生き証人」の一人である。
・・詳しく聞くと、練習試合前、サンガーズのスタッフにコーヒーの差し入れがあったり、
練習試合後は、子供たちにアイスキャンディー(チューチュー)もいただいたなど、
相手のNチームから温かい「おもてなし」を受けてきたとのこと。
・・いや、それだけじゃない。
さらに、先方の監督さんから「良かったら一杯どうです~?」なんて、
相手のNチームのスタッフさんたちとの交流会にまでお誘いがあったらしい。
あとから聞いた話で、翌日の日曜日も別のチームから練習試合の申込があって、
この週末、2試合みっちり試合ができて、まるで夢のようで楽しい週末だった~♪って、
「・・・♪」Nチームのスタッフ、父兄の皆さんの嬉しそうな顔が目に浮かんだ。
10月の綺麗な夕焼け空の下、穏やかな口調で話す稀代の話術師SAKU監督の報告に、
「あははは・・。」 なんだか人ごとのように思えず、嬉しい気持ちになってしまった。
・・ほんと、昔のサンガーズが思い出させた・・。
ひと昔・・。我らサンガーズもこのような時代を経験していた。
練習試合の相手も確保するにもひと苦労。相手チームにも名前を覚えられていない。
試合も大差をつけられてボロボロ状態。・・グラウンドにスタッフのため息だけがこだまする。
・・それでも試合ができる嬉しさがあったし、楽しさもあって、喜びがあった。
どんなに弱くても、試合がボロボロであっても、「反省会」だけは欠かさずにあったし、
「自分らもいつかは・・。」なんて、いつも夢(妄想)だけは抱(いだ)き続けてきた・・。
「なんか昔のサンガーズのようだったよ・・。」
稀代の話術師SAKU監督の繰り返す言葉が心に染みたことを覚えている。
あれから数年・・。Nチームはメキメキと実力を発揮し、大会での結果も残してきている。
さらに子供たちを支える保護者会の協力は、名護ブロック屈指の団結力を誇っている。
もう~昔の面影は、サンガーズ同様に遥か彼方の記憶でしかないのだ・・。
「最後の冬はお互いに頑張りましょう~♪」 乾杯するグラスに思わず力が入る・・。
「ギャハハ~。」 その声で周囲を見渡せば、子供らや父兄の笑顔満面で談笑する光景は、
このNチームの現在の良い雰囲気を物語っているのだ・・。
一見、和やかなムードの中にあってもお互いの胸の内は闘志満々・・。
来たるシーズンの集大成に向けて、並々ならぬ決意が見え隠れしているのだ。
まあ~我らサンガーズもこのNチームも苦難の時代を経てここまで歩んできた。
その歩んだ証は決して無駄なことではなく、しっかりと刻んでことも事実である。
そして、力をつけてきた今の時代にこそ、弱くとも一生懸命であったあの時代を振り返り、
楽しみながらここまでたどり着いて来たんだってことを決して忘れてはならないのである・・。
何はともあれ、お互いに今こそあの昔の「匂い」を思い出しつつ・・。
どんな結果でも笑顔で過ごしたあの時代のように・・。
ま、これもまた良し・・であるなって思うと、燃える闘志も秋風のごとく、涼しくなった~♪
Posted by UMUサン at 21:20│Comments(0)