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2017年09月27日

「負ける理由(わけ)」・・。


なんとまあ~・・。残念な結果を受け入れなければならない。

9月9日(土)より、「第67回沖縄県高等学校野球秋季大会」が熱戦開催中・・。
ここまでベスト16チームが勝ち名乗りを上げているが、我が母校である名護高校の名はない。
初戦、那覇西高校に6対1で勝利したものの、続く2回戦で那覇高校に3対2で惜敗。

九州派遣から春のセンバツへ続く道は、早くも途絶えてしまったのである。

同じく、竜誠の母校、宜野座高校も沖縄水産高校に6対1と完敗で初戦突破ならず。
その他、北部勢の高校も大会序盤にて姿を消してしまったのである・・。

そんな注目をしている中、凛太朗の母校、興南高校やあかりの母校、北山高校は
接戦をものにし、16強入りを果たしていることは、せめてもの喜びとしているが、
やはり、我が母校の残念な結果に、その喜びも何となく半減・・ってのが正直な気持ち。

自分の子供らの母校にも大きな愛着があり、応援しているのは当たり前なのだが、
当然ながら、我が母校にも熱き視線を送っているということなのだ・・が、
この4.5年は、なかなか結果が見えてこない・・。浮いたり沈んだりの上下降の状態。

我が母校の復活を誰よりも強く望んでいる一人・・。
・・だからこそ、一言申し述べたく、ここに書き記したことをお許し願いたい。


現在の高校野球では過去の実績や現在の戦力、学校や野球部自体の取り組み方など、
事前にて情報が行き届き、把握や確認できる状況において、対戦相手の分析が行える中、
ある程度の「対戦予測」が可能になっていることは周知のとおり・・。

しかし、その日の子供たちの調子や天候、そして運不運の野球的な要素が入り交じり、
大方の「対戦予測」を覆すことは多々あることも事実なのだ。

そんなことも含めて、敗戦してしまう「理由」には何があるのでだろうか・・?


まあ~試合(大会など)では、勝利を手にするということが最大の目標となるのだが、
そのためには、いかに日々の練習に努力を費やしてきたか・・ということはもちろんのこと、
日頃の生活の在り方なども踏まえた諸々のことが、ここ一番の大事な本番の舞台での結果に
実はつながっているっていうことが「大きな要因」となっているかもしれない。

・・だから、試合する前から「負けるべくして負けた・・。」ということになるのではだろうか。


それは、子供たち自身のことだけじゃない・・。
その子供らを取り巻く環境(指導者や保護者など)なども要因としているのではないか。
・・いや、我々OBたちもその敗因の一因を担っている気がしてならないのだ・・。

ふと、そのようなことも頭に浮かび、その懸念が払拭されていない・・となると、
やはり、望む結果を見い出せなくなるのは当然ということになるであろう。

これら自分の懸念は、我が母校ということだけの理由じゃない。
学童野球時代からよく知っている子供たちが、部員として活躍しているのが多いだけに、
十分に実力が発揮されていない現状を憂(うれ)いずにはいられないのである。


「負ける理由(わけ)」・・。


かの、プロ野球で一時代を築いた名将、野村克也監督がかつて、
「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」という言葉を残した。

その意味とは、
「理由もなく(たまたま)勝ってしまうということもあるが、
理由もなく(たまたま)負けてしまうことはない、必ず負ける要因がある、
それを分析して反省することが大切である。」とある・・。

その負ける要因が、子供たちにあるということだけではなく、
指導者や保護者、そして我らOBにも起因しているというのであれば、
みんなで一丸となって「それ分析し、反省する。」ことが改めて大切なのである。


秋季で負ければ、来春に向けての長くも厳しい試練の「冬トレ」に入る・・。
その間、基礎体力強化を図り、新たな春への準備を進めることとなる。

今一度自己を見つめ、辺りを十分に見渡し、体だけじゃなく、心も鍛えてほしいし、
そして、彼ら名護高球児を取り巻く我々も最大限支援し、子供らと共に切磋琢磨し合い、
是非とも再起を成し遂げ、再び大輪を咲かすきっかけにしたいものだ。


切に・・。古豪、名護高校野球部の復活に期待したい・・。





Posted by UMUサン at 21:45│Comments(0)
 
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