てぃーだブログ › サンガーズ奮闘記 › 「覚醒」・・。

2017年06月04日

「覚醒」・・。


・・少し耳の痛い話になって申し訳ない・・。


さて、土曜日(3日)に練習試合を行った訳でして・・。まあ~内容が最悪なもの。
ここ2,3週間、勝利はするものの納得いかない内容に、何となくヤキモキが残っていた中、
やはり、ここに来て納得いかなかったことが大きく露呈したのである・・。

わざわざ名護まで来ていただいた嘉手納ライオンズさんにご迷惑をかけてしまった。


・・で、その一番に気になるところ・・。それは「気の緩み」のことである。
しかし、それは練習試合だけの話じゃなく、日々の練習の時から懸念に思っていたこと。
そうなのだ・・。練習試合時の内容は、日々の練習の在り方の積み重ねだったのである。

第22回北部選手権(第4回JAおきなわ)を最高の結果で終えたのはいいが、
一種の「燃え尽き症候群」と言うべきか、一つの目標を成し終えてことの安堵感なのか、
日々の練習に満足いかない気持ちを覚えつつも、

それが昨日の練習試合で顕著に現れた形となったのである~。


練習前のアップからゲームへの入り方、試合途中でのベンチや子供たちの雰囲気など。
試合に臨む闘志というか、気合いなるものが微塵も感じない。

その中でも特に気になったのは、打席でのモチベーションのなさなのだ。。
相手投手に相対し、勝負を挑む気持ちもなければ、負けた悔しさも感じる様子はない。
集中力が欠如しているのか、それと「いつでも打てる」とも安易な気持ちで臨んでいるのか、
はたまた相手投手を軽んじているのか・・・。その高慢な態度に表情を曇らせる。

「お前らいい加減にせーよ・・。」 負けている状況に怒っているのではない。
その試合に臨む態度・仕草がすべて気に入らなく、自分の怒りが怒髪天となっているのだ。

それがビックタイトルを獲った「奢り」から来るものとするならば、なおさら許し難い。
せっかくの栄冠が台無しとなってしまうものである。


「夏こそその真価が問われる・・。」との思いとは裏腹に、見せる子供らの雰囲気に
危機感を募らせているのは自分だけじゃないはず・・。他の父兄もそう感じざるを得ないのだ。
「・・初戦敗退すれば目が覚めるのでは・・。」 ゲーム中、ずっとそんな思いが駆け巡る。

ただでさえ、地区予選を勝ち抜くことは容易ではない・・。ましてやそんな「奢り」ともとれる姿勢が
子供たちに充満しているということであれば、大会が始まる前から結果は見えているのである。

ま、長年関わってきた中で、このようなことは何度も体験してきたことではあるが、
一貫して言えることは、もっともチームが危機的な状況になっているということ・・。
技術や戦術などを修正することよりも丁寧かつ、大々的に介入しなければならないのだ。


練習試合後のミーティング・・。
「・・しばらく練習を休みにするか・・?」 子供らに進言・・。すると目が丸くなる。
「大会前なのに・・。」と言いたげな表情を見せるが、「大会前だからこそだ。」 先手を打つ。

「この気持ちのまま、野球を続けても意味がないと思うが。」 同じような意味を父兄に投げると、
子供らと同様な表情を見せている・・。大会前で不安な気持ちにさせて申し訳ないことだが、
このままでは、もっと深刻な状態に陥ることになってしまうことの不安の方が大きいのである。

まあ~ひとまず、練習休みは回避することになったが、子供らと膝を交えて話し合うつもり。
シーズンスタート時、あのどん欲でがむしゃらな気持ちや姿勢を取り戻したい一心なのだ・・。


「覚醒」・・。


さあ~夏の戦いまで残りわずか・・。
再び、あの頃のように「覚醒させる」ことができるだろうか?


・・何よりも大きな仕事・・。全力を尽くして臨む所存である・・。





Posted by UMUサン at 22:55│Comments(0)
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。