サンガーズ奮闘記

球春真っ只中・・。第８９回センバツに第６４回県高校野球春季大会が熱戦開催中～。
白熱した高校球児の戦いに、勝敗関係なく見る者を魅了し、感動を呼ぶ。
我が故郷、我が母校の活躍に熱烈な応援を送るってことは、誰しも当たり前のことなのだ。





・・そう言えば、そんな高校野球のもうひとつの醍醐味と言えば、
各高校、チームの応援団による趣向を凝らした「応援合戦」ではないだろうか・・？

特に甲子園などで見られるアルプススタンドの応援合戦・・。
演奏はもちろんのこと、応援隊形も見事・・。例えば、応援団による「人文字」なんか。
特に有名なのは、以前のPL学園が印象的・・。あの「PL」の人文字には圧倒した記憶。

そしてもうひとつ・・。智弁学園の「C」の人文字・・。白地に赤色がくっきり。
これもまた甲子園を湧かせた圧巻の応援隊形でしたね～・・。

それと、応援曲（歌）・・。
昨今は、いろんな楽曲が演奏され、華やかになっていますね～。

ひと昔で言うと、楽曲名は知りませんが、
攻撃になると、「パーッパッパパパ。ワッショイ～。」みたいなやつがありましたね。
で、チャンスになると「チャーチャーチャチャチャチャチャラ～。」って。
まあ～、なかなか活字では表現が難しいですが、ありましたよね～、そんなの。

ほんと、あの楽曲を聞くと血が騒ぎ、肉躍ります～。
テレビ観戦でもついつい口ずさんでしまう。ほんとにいいですよね。
しかし今じゃ、なかなか聞くことはないですが。

２０１１年、春夏連覇を成し遂げた興南高校でも、いろんな応援曲（歌）がありました。
沖縄県代表だと、いつもは「ハイサイおじさん」でしたが、
その時の応援曲（歌）は「ヒヤミカチ節」の「ヒヤ、ヒヤ、ヒヤヒヤヒヤ・・。」の軽快な曲が
興南高校、県勢初の春夏連覇の快挙を後押ししました～。

その他、「宇宙戦艦ヤマト」とか「海のトリトン」（古いか・・。）なんてのも。
今でもその曲を聞くと、あの当時の興南高校の快進撃を思い出す・・。

また、選手個人の応援曲（歌）も・・。
おお～って思ったのは、国吉大陸選手の応援曲（歌）、「情熱大陸のテーマ」・・。
「タタタターラッタ～・・。」みたいな。
よっしゃ行くぞ～ってな気持ちにさせてしまう。あれも口ずさんだね～。

人文字にしても応援曲（歌）にしても、気分も気持ちも高める・・。


そう言えば、凛太朗が中学校の時の話・・。凛太朗が一言。
「おと～ん。今度の中体連、うちの吹奏楽部が応援に来るって・・。」
おお～、いいんじゃね～。初戦から来るなんて滅多にないことだよね。

「これは、盛り上がるな～。」っていうと、
「なんか、選手個人の応援曲（歌）もあるらしいよ・・。」と凛太朗。
「・・へ？どんなやつ～？」

「え～、一輝がAKB48の『会いたかった』だし、亨ちゃんが、なんとか～・。」
「そっか～。すごいな・・。で、ちなみにお前は～？」
「・・ん～。『上を向いて歩こう』って・・。」

坂本九さんのやつか～。アメリカ盤で言うとスキヤキ・・。
あははは～。受ける～。まったこれは超～レトロだし～。
昭和の子って言われているお前にはぴったりだと思った。

「で、お前が打席に入るときは、その曲が流れるのか～。」
「そうでしょ。自分の応援曲（歌）だし・・。」 「がははは～。」
なんか、国吉大陸の情熱大陸のテーマとは大違いですな～。

しかし、当日の試合では凛太朗の応援曲（歌）は流れなかった・・。

なぜって・・？

それは、応援団の吹奏楽部が準備する前に早打ちして打席が終わったから。
・・しかし、この試合は２安打の大活躍・・。
もし、流れていたら・・。笑ってしまって打てなかったかもね～・。

応援曲があって応援歌もあって、応援ダンスもあって、人文字もあって、
すべてひっくるめて野球の風景ですよね～。

そんなことも考えながら、野球を観戦すると、楽しみもひときわ違う。
甲子園観戦もプレーヤーだけじゃなく、応援風景も見てみよう～。

そうすれば、もっと面白くなるぞ～。


・・ちなみに、うちの竜誠の場合・・。応援曲（歌）か何かは知らないが、
試合当日の朝には必ずっていって良いほど、聴いていた曲がある・・。
それが、もも色クローバーの「乙女戦争」と言う曲・・。いわゆる、彼にとっての「戦闘曲」。
「乙女の祈り～、リンリンリンリン・・。」 って可愛い女の子がダンスしながら歌うみたいな。

そんな軽快なリズムが戦闘モードを高めるのに役立つかどうかは定かではないが、
彼によれば、勝負がかかるここ一番の時は、その曲を絶対に注入するとのこと。
ま、野球に限らず、大事な高校受験の日も、朝早くから聴いていた記憶がする・・。

そんな訳で、自分も「乙女戦争」って曲を覚えてしまった次第で・・。


・・みなさんも一曲、気持ちを奮い立たす応援曲（歌）を持ってはいかがだろうか～？