てぃーだブログ › サンガーズ奮闘記 › 城区豊年踊り・・。

2016年10月11日

城区豊年踊り・・。



さて、昨日は毎年恒例の「平成28年度城区豊年祭(クンガツクニチ)」を観覧・・。


城区豊年踊り・・。

城区豊年踊り・・。

城区豊年踊り・・。

城区豊年踊り・・。


今現在は屋部区に居住・・。居を移して約13年余りとなるが、
城区は自分の生まれ島であり、幼少期、青年期を過ごしてきた所である。
この「城区豊年踊り」には自分を含め親子兄弟で約20年余り出演してきたこともあって、
ちょうどこの時期、生まれ島へと足を運び、懐かしの伝統芸能を満喫するのである。

「私の出番は午後7時30分頃ね~。」ってうちのばあさん(母親)から通達があった。
屋部に一緒に住みながら未だ生まれ島の豊年踊りには出演しているというわけだ。
「・・・了解。」 まあ~うちのばあさんが出演するってこともあってではあるが、
いかんせん、生まれ島の一大イベントにはどうしても顔を出さなければいけないのである。

それと、うちのばあさんの晴れ舞台を見逃すと、大変なことになってしまう。
一大イベントが「一大事」になりかねないのだ(笑)。

そして昨日の本番当日、おかんと竜誠、あかりも伴って午後7時過ぎに到着。
どうやらうちのばあさんの出番に間に合ったようだ・・。まずは胸をなで下ろす。

「飲み物はビール、それとも泡盛~?」 声をかけられ振り返ると、生まれ島の先輩である。
「本日はおめでとうございます・・。」 ひと通り挨拶を済ませると、泡盛をリクエスト。
泡盛と氷に水のセットが届くと、「あまり飲み過ぎないでよ~。」 おかんの目が光って見える。

毎年そうだが、かぎやで風に久志の若按司、松竹梅鶴亀、七福神と多数の演目が目白押し。
まあ~うちのばあさんの演目はさておき、伝統芸能を観覧しながら美味しいお酒を満喫・・。
何とも言えない最高のシチュエーションではないか。

豊年踊りの出し物も中盤辺りになると会場は満席。あちらこちらで陽気な笑い声が絶えない。
見渡せば懐かしい顔ぶれもみられ、目を合わすたびに乾杯する頻度が多くなってきた。
舞台もそうだが、観客の皆さんもだんだんと熱気を帯びてきたのである・・。

「あまり飲み過ぎないで・・。」 なんて、おかんの忠告も遙か記憶の彼方に飛んでいく。
そんな最高のシチュエーションを前に、口に運ぶお酒を制限するなんて、無理な話となる。
「あはは・・。なんて楽しい時間だ~♪」って思わず叫びそうになってしまった次第で・・。


城区豊年踊り・・。

城区豊年踊り・・。

城区豊年踊り・・。

城区豊年踊り・・。


しばらくすると、「あかりも出たい・・。」ってつぶやく。
・・「名護山樫木」という城区で長年受け継がれ、公演されてきた歌劇のワンシーンの時だ。
城区豊年踊りの演目の中でも大きな目玉となっていて、毎年好評を博している・・。

首里城に奉納する見事な樫の木を山賊(盗人)が狙い、伐採しようとする瞬間、
樫の木から妖精(木の精霊?)が現れて、それを阻止するというこの歌劇最大の見せ場である。

あかりが「出たい~。」って言ったのは、その山賊を演じてみたいとのこと。
実は、この歌劇でもっとも重要かつ難しい役どころ・・。歌も上手で声も大きさも求められ、
しかも、うちのばあさんが10数年に渡って演じてきた役でもあるのだ・・。

うちのおかんは山賊ではなかったが、嫁に来た当初、ばあさんから声をかけられ、
2回ほどこの歌劇に、ほぼ強制的出演させられたことがある(笑)。
あかりの出演が実現すれば、親子3代で出演を果たすことになる(嬉)・・。

マジに、この話が現実になってほしいと・・と願い、今から楽しみで、つい妄想してしまった。


さあ~今年も豊年踊りに大満足・・。出演された皆さん、本当にお疲れさまでした~♪





Posted by UMUサン at 21:30│Comments(0)
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。