サンガーズ奮闘記

何もないと時は、竜誠の話に限る（笑）・・。


最近、宜野座高校「伝統芸能部」ってやつに顔をだしているらしい？

去った土日（１０月１・２日）には「宜野座高校学園祭（？）」があった。
聞けば、実行委員にも選出され、役に立ったかどうかは定かではないが、
その学園祭に向けて、大いに盛り上がっていたとのことではあった。

で、自分のクラスでは「お化け屋敷」を開催・・。人を脅かすことに訳の分からない情熱を燃やし、
その結果、どれほどのクオリティの高い「お化け屋敷」の精度はいかほどか計り知れないものの、
学園祭らしく、身内に大うけするぐらいの楽しさはあったのではないかという話である。

・・そしてもうひとつの出番は、その「伝統芸能部」から依頼のあった「踊り」であったらしい・・。

「今度の学園祭、『伝統芸能部』から踊りの誘いもあったんだけど・・。」って口をとがらす。
「なんで～良かったんじゃない。伝統芸能も好きなんだろ～。」と答えると、
嫌々な態度は見せるものの、まんざらじゃない・・ってその表情が物語っているではないか。

ま、本人曰く、踊り自体がわずか１分ぐらしだし、しかも披露するのが校舎３階ってことで、
誰も好きこのんで伝統芸能を、しかも３階まで上がって観に来る奴はいない・・と予想する。
（しかし当日はけっこう観客は来ていたようで、まあまあの盛況であったとの後日談。）


高校球児を無事に終え、受験勉強に猛進するわけでもなく、卒業までどうするかと思った。
また、現役真っ最中であるラグビー部からのお誘いもあり、少し自分の方が気色ばんだが、
運動系の部活はもう～いいとのことで、何故か知らないが「伝統芸能部」に入り浸る。
その「伝統芸能部」に入り浸っていたからこそ、踊りのお誘いもあったのかも・・なのだ。
「もう～卒業するまで正式に入部したら。」って提案したが、気軽に行けるところがいいって話。

まあ～彼自身、暇さえあれば自分の三線を手に取り、自己流ながらつま弾いている。
やはり若いのか覚えるのも早く、自己流にしてはなかなかの腕前になってきた・・。
しかも三線だけじゃない・・。今年の夏には地元エイサーにも参加し、芸能デビューを果たす。
振り返ってみると、小学校や中学校の運動会で披露してきたエイサーも興味津々で、
家でも三線の音色を口ずさみながら、パーランクーを打つ仕草を繰り返していたね。

・・元々から「伝統芸能」には関しては、「素質」があったかもしれないな・・。





無事に大学に入学したら、「三線をプレゼントして～♪」ってねだられている。

実際、進学先でも三線が出来るんであれば、見知らぬ土地で大きな取り柄となるだろうし、
また、沖縄の伝統芸能に造詣を深くするのもけっこうなことではあるし、悪いことではない。
返って、向こうでの生活において、何らかの形で役立ってくれるのではないだろうか・・。

もしかしたら・・と、少し脳裏に浮かぶのが、
野球よりその「伝統芸能」の方に力を開花させるかも・・と思って止まないのである。

自分自身も長年、地域のエイサーや豊年祭に強く携わってきたこともあってか、
伝統芸能には興味があるし、一時期、三線にもはまったことがあった。
それは、自分の親兄弟も同じように伝統芸能に慣れ親しんできたのであった・・。。

そして、竜誠もその血統を引き継いでくれるかもしれないと期待が高まる。


なるほど・・。野球以外のことでの楽しみもできたことは確かであるな～♪