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2016年09月06日

現役復帰~?


・・最近、すこぶる「肩」の調子がいい・・。

ここ1、2年、バッティングピッチャーもまともにこなせないほどであったが、
なんか痛みもないし、思いっ切り肩が振り切れる~って感じなのである・・。

先週、A代表チームの練習に顔を出そうと車から降りる際、足元にグラブが落ちた。
と言うもの、練習には滅多に持参しないグラブが助手席に置いてあったのである。
「あ~竜誠が車のトランクから出してきたんだ・・。」と、そのまま助手席の置いたままであった。

足元に落ちたグラブを手に取り、「う~ん・・。たまには投げてみるか・」と思い立ち、
いつも持参するノックバットを車に残し、左手にグラブをはめ、右手で叩いてみる・・。
「パンパン・・。」 その渇いた音に何となく懐かしさを感じ、早く投げてみたくなったのである。


現役復帰~?


「監督~、ダイエットですか~?」「バカ言え、たまには身体を動かすだけだ・・。」
グラブをはめてグラウンドに飛び出した自分をみて、子供たちの冷やかす声が響く。

グラウンドではちょうどバッティング練習中・・。外野のポジションで飛んできた球を受ける。
そして返球・・。「お♪ 何となく肩が軽いぞ~♪」 思ったより返球した球が遠くまで届いた。
しばらく守備でボールを受け、返球する・・。肩の痛みはまったく感じない。
なんか嬉しくなってしまい、走る足まで軽やかに、守備範囲がどんどんと広がる・・。

「監督~無理しないでいいですよ~。」 隣で守る5年生に心配される始末。
「あほ~。これでも35年前までは高校球児だったんだぞ~!」
しかし、「ゼイゼイゼイ・・。」 さすがに息が切れてきた・・。少しはしゃぎ過ぎた。

それでも気持ち良い汗をかいてきた・・。

外野でのアップを済ませ、「次は自分が投げてみる。」 マウンドに駆け寄る。
「お♪ 大丈夫か~?」バッティング練習をしている子供たちがニヤニヤして声をかけた。
「何言ってる?これでも35年前までは高校球児・・。」と言いながら第一球を投じる。
「バシ~!」キャッチャーミットに糸を引いたようなストレートが吸い込まれた。

「おお~!」見ていた子供たちが歓声を上げる・・。
「だろ~♪ さあ~来なさい~!」 マウンドに仁王立ちし、グラブにボールを打ちつける。
「お願いします~。」打席に立つ子供たちめがけてストレートを投げ込む。

思ったより速いストレートが来ているので、子供たちは振り遅れている。
「・・これはいけるぞ~♪」(ま、相手は小学5年生ですけどね・・。)
まあ~大人げないではあるが、一本も打たすまいと言う気持ちで投げていた訳で(笑)。

考えてみれば、現役時代は外野手であったんで、そんなに肩は酷使されていないし、
怪我さえなければ、全然投げられるはずなのである。


いずれの話だが、還暦野球あたりから少しは自分も現役に戻ってみたいとの希望もある。
同級生から「一緒にやろう~。」とのお誘いもある・・。
プレーヤーとして再びグラウンドに立てたらいいなぁ・・なんて、魅力も感じている。

その反面、身体がついていけるのか、現役退いて時間もだいぶ経っている不安もある。
少しは練習でもして身体を動かさないと・・ってことも常に頭に思い浮かべている。
自分のユニホームも作りたいし、背番号もほしい。・・バットもグラブもスパイクも・・。

そんなことを考えたら、楽しくなってどんどんと夢が膨らむ。

「監督~、もう時間です・・。」 「・・あ、そうか。」  子供たちの声で現実に戻される。
あたりを見渡せば、すっかりと夕暮れ時・・。時間が経つのも忘れてしまった。

目一杯、動いたせいなのか、さすがに疲労困憊で体中痛い・・。
「少しやり過ぎたな~。」 冷えた飲み物が火照った体を冷やし、気持ちがいい。

「・・やっぱ、やるのもいいな・・。」 しばし忘れていた感覚を思い出してきた。


マジに、現役復帰を考えようかな~って、その気になっている今日この頃なのだ・・。





Posted by UMUサン at 23:28│Comments(0)
 
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