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2015年12月17日

大きくうなづいた日・・。


先だっての日曜日・・。新生サンガーズA代表は育成大会で素晴らしい戦い振り。
かたや、新生チビッ子軍団は練習試合で2連敗の撃沈スタート・・。

練習試合終了後、新人育成大会の3試合目、強豪名座喜少年野球との一戦を応援しようと
会場となっている伊差川球場に急行したわけで、見事な勝利を目の当たりにした。


名座喜との一戦終了後、他の父兄と談笑していると、
新生サンガーズ代表Aチームの一員となった4年生である優介や胡珀、皓太朗などが
自分にところに近寄ってきて、「今日、Bチームの練習試合どうだった~?」って確認。

「まあ~2連敗ではあったが、最初はこんなもんだと思うし。」 自分の言葉にうなずいている。
「しかし、ピッチャーが荒れて四死球の連続で、久し振りに大量失点で大変だった・・。」と
報告すると、「ええ~、あんなにストライクが入らないんですか~?」とか、
「ピンチにエラーしてはダメでしょう・・。」などなど、偉そう(笑)に言葉を並べている・・。

「・・・。」 おいおい何言っている・・。つい最近までお前らもそうだったし~って話。
「お前らだって、最初のスタートはそうだっただろうが~!」と言うと、首を傾げている。
・・あら、1年前のことは忘れてしまったか・・。あ、いや、とぼけているのかもしれない。

「あ、いや、もっと酷かったぞ・・。新人育成の時は1試合で2桁失点だったって話だし、
1イニングで10点以上も取られたと聞いた・・。今よりか悪いってことだ。」とさらに突っ込むと、
胡珀、皓太朗ともにとぼけている中、キャッチャーの優介だけが一人うなずいている。

「そうだったよな~、優介~♪」 同意を求めると、うなづきがさらに大きくなる。
隣でやり取りを聞いていたまーこーコーチも追加の一撃を食らわす・・。
「あの時の優介は一人だけ怒っているし、胡珀なんかは泣きそうだったし。あはは。」
そんな言葉にあの時の場面が思い浮かんだのか、うなづきがさらに加速している。
「・・・。」 優介のうなづきにニヤニヤする二人・・。あの当時のことを思い出したのかもしれん。


大きくうなづいた日・・。

大きくうなづいた日・・。

大きくうなづいた日・・。


そんな二人だが、今じゃ新生サンガーズA代表の一員としてマウンドを任され、
素晴らしい活躍を見せている・・。そんな成長を間近に見ることができた。

胡珀、皓太朗がマウンドで苦しむ姿に、自分はベンチから幾度となく檄を飛ばし、
お前たちのお父さんやお母さんは、まさに祈るような気持ちで応援し、励まし続けてきたのだ。
そんなことを紆余曲折し続けながら、今の成長につながってきているのだ。

決して、自分の努力だけで成長してきたのでない・・。

ちょうど1年前、悪銭苦闘していたことは忘れても良いが、
いろんな人たちの支えやサポートがあったと言うこと・・。そのことは忘れてはならない。


「・・ということで、大丈夫だ、竜~。」 隣で話を聞いていた竜(3年)に声をかけた。
新生チビッ子軍団を引っ張るであろう新エース候補の一人であり、
この日の練習試合で、久々のビックイニングを献上した立役者(?)でもある。

「今日は酷かったが、練習を積んで、今度は頑張ろう・・。
そうすれば、来年の今頃はこいつらみたいになって、偉そうなことを言えばいいさ。」

この日の竜のピッチングをヤキモキしながら観戦していた竜の親父もうなづく・・。


そして、またもや大きくうなづく優介・・。彼が一番実感しているのかもしれない。





Posted by UMUサン at 22:22│Comments(0)
 
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