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2015年09月14日

「負ける」理由・・。


なんとまあ~・・。残念な結果を受け入れなければならない。

我が母校の名護高校野球部が「第65回秋季大会」で初戦敗退という憂き目・・。

昨日(9月13日)、宜野座高校が初戦突破を果たし、歓喜に沸いたところではあるが、
反面、名護高校の残念な結果にその歓喜も半減してしまったというのが正直な気持ちである。

当たり前に、応援するのは宜野座高校が筆頭だが、我が母校にも熱き視線を送っている。
だが、この2.3年、浮いたり沈んだりの上下降の状態。古豪の復活を誰よりも望んでいる。

・・だからこそ、一言申し述べたく、ここに書き記したことをお許し願いたい・・。


昨日、大会2日目の北谷球場第3試合目・・。
具志川高校に安打数(15安打)を上回りながらも適時打が出ず、わずが5点。
本来だと、名護高校打線に押し込まれながらも、切り抜けた具志川高校投手陣の踏ん張りに、
感服するところだが、名護高校に期待を寄せていた側からすると、あまりに残念至極である。

たしかに高校野球では、「絶対」ということは存在しないのだが、過去の実績や現在の戦力、
学校や野球部自体の取り組み方など、事前にて情報が行き届き、確認できる昨今において、
対戦相手の分析が行える中、ある程度の「対戦予測」が可能ではある・・。

しかし、その日の子供たちの調子や天候、そして運不運の野球的な要素が入り交じり、
大方の「対戦予測」を覆すことは多々あることも事実なのだ。

果たして、今回の敗戦の理由は何だったのであるのか・・?


試合(大会など)が始まれば、勝利を手にするという結果を見出していくために、
いかに日々の練習に努力を費やしてきたか・・ということは不可欠であり、
当日の試合の中での理由というより、試合(大会)までの日々の取り組みに対しての要因が
本番の舞台での残念な結果につながるっていうのが多数を占めるのではないか。

つまり、最初から「負けるべくして負けた・・。」ということではないだろうか。


それは、子供たちの日々の練習の取り組み方だけのことだけじゃない。
その子供らを取り巻く環境(指導者や保護者など)なども要因としているのではないか。
・・いや、我々OBたちもその敗因の一因を担っているのかもしれないのだ・・。

ふと、そのようなことも頭に浮かび、その懸念が払拭されていない・・となると、
やはり、望む結果を見い出せなくなるのは当然ということになるであろう。

ましてや、我が母校ということだけの理由じゃない。
学童野球時代からよく知っている子供たちが、部員として活躍しているのが多いだけに、
十分に実力が発揮されていない現状を憂(うれ)いずにはいられないのである。


かの、プロ野球で一時代を築いた名将、野村克也監督がかつて、
「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」という言葉を残した。

その意味とは、
「理由もなく(たまたま)勝ってしまうということもあるが、
理由もなく(たまたま)負けてしまうことはない、必ず負ける要因がある、
それを分析して反省することが大切である。」とある・・。

その負ける要因が、子供たちにあるということだけではなく、
指導者や保護者、そして我らOBにも起因しているというのであれば、
「それを分析し反省する」ことが改めて大切なのである・・。


「負ける」理由・・。


秋季で負ければ、来春に向けての長くも厳しい試練の「冬トレ」に入る・・。
その間、基礎体力強化を図り、新たな春への準備を進めることとなる。

今一度自己を見つめ、辺りを見渡し、体だけじゃなく、心も鍛えてほしい。
そして是非とも再起を成し遂げ、北(国頭地区)のライバルとして
宜野座高校の前に立ちはだかり、それを宜野座高校が全力で迎え撃つという関係・・。
共に切磋琢磨し合い、やんばるの高校野球を盛り上げるきっかけにしたいものだ。


・・だからこそ、切に古豪名護高校野球部の復活に期待したい・・。





Posted by UMUサン at 20:45│Comments(0)
 
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