サンガーズ奮闘記

さて、夏休みの最後の土曜日（２２日）・・・。興南高校野球部の「見学会」に行ってきた。

その「見学会」終了後、「お前ら、高校はどこ行く～？」なんて話すると、
ほとんどのチビッ子が「興南高校～♪」なんて口を揃える・・。
ま、「見学会」直後だったんで、想定された答えではあったんですが。

「・・しかし、練習は厳しいぞ～。」と追い打ちをかけると、
「大丈夫です～♪」軽く返事。「・・・。」思わず黙ってしまった。
「高校行くのはいいが、その前に中学校で勉強もしっかりしないといけないぞ～。」
「・・・・。」みんな沈黙・・。ええ～？　なんでここは黙っているば～（怒）。

ふぅ～・・。ま、いいか。

と言うわけで今、我らチビッ子サンガーズに「興南旋風」吹き荒れているところである。





そんな中、興南高校の「見学会」で見た練習風景が記憶に残っているせいか、、
グラウンド内の行動もキビキビしてきた感じがしているわけで、
特に、ミーティング時の聞く姿勢は、明らかに以前より変化が見られる。

興南高校我喜屋監督の「ミーティング風景」が焼きついているのであろう・・。





「こら～、この前は何を見学して勉強しに行ってきたか～？」
グラウンド内で少しだらけると、引き合いに出してハッパをかける。
すると、あの「見学会」の記憶が蘇るのか、ビシッと引き締まった感じになる。

また、練習後のミーティングの際、おしゃべり過ぎると、またまた引き合いに出す。
・・みんな、一斉におしゃべりが止まる・・。

まあ～子供らへの指導のツールに使うのもいかがなものかと思っているのだが、
やはり、全国レベルの野球を間近に見ただけでも、その効果は絶大。
改めて、見学会を企画して良かったと実感しているところである。

そんな彼らの意識の中で、より興南高校が大きな存在となり、
一つの目標となる・・ということについては、特に問題ではないのだが。

本来、注視してほしいのは、野球に対する姿勢というものを学んでほしいことであり、
「甲子園＝興南高校」のみならず、甲子園につながっていくためにはどうあるべきか、
チビッ子たちにはまだまだ難しい課題ではあるが、頭の中で整理・理解するのではなく、
少しでも、何か心に感じてくれればいいのである・・。


その感じたことが成長していくにつれ、ますます熟成され、憧れが現実の考えとなり、
それで興南高校を選択していくということになれば、それはそれで良し・・であるが、
興南高校以外、他の高校でも野球に対し、十分に取り組んでいるところもたくさんあるので、
「甲子園への近道＝高校」だけじゃなく、「目指す野球＝高校」になるよう願っている。

将来の選択の一つに、今回の「見学会」が大きな意味を持つということになれば、
まさに、我らにとって「興南旋風」吹き荒れた～となるのである・・。

まあ～しかし、まだまだ先のこと・・。どうなるか考えてもどうしようもないので、
ひとまず、今回の見学会は、今の子供たちへ活かしていきたいとは思うのである・・


それにしても、今見る限りでは、我らの「興南旋風」・・。しばらく続きそうである～♪