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2015年06月10日

文武両道プロジェクト・・。


・・今更、改めて言うことでもないが、「学業と部活」の両立は大事なことである。


文武両道プロジェクト・・。


学生(児童生徒)の本分は勉学であり、それを差し置いての部活はもってのほか・・。
「お前ら~、学校の勉強や家庭学習はしっかりやっとけよ~・・。」なんてのはいつもの口癖。
部活(スポーツ)を通じて、何かを一心に取り組む姿勢は大歓迎だが、
勉学を疎かにして・・までとなると、少し話は違ってくる・・。

このことは、どのスポーツの指導者も念頭に入っていることであろう。

「・・沖縄県において児童生徒の学力は深刻レベルである・・。」と聞いた。
ま、確かに全国学力テストにおいても全国平均を大きく下回り、学校関係者は
その事実を真摯に受け止めざるを得ない現状である。

そんな現状を踏まえ、学力推進・向上への取り組みは、全県レベルでなされ、
その目標達成に向けて邁進しているところである・・。

ここ最近の話である。
「部活に熱中することは、家庭学習の機会を失い、学力低下の一因となってはいないか・・。」
ある教育専門家によるそのような提言に、部活関係者の我々は虚をつかれた。
つまり、部活の時間が長い、1週間単位で見ても部活が子供たちの活動の主である。
そんな状況下においては、1日(1週間)の中で、どれだけ学習に向けられる時間が
確保されているか・・ということであろう。

実際に、学力向上・推進会議の場においても、
「部活の終了時間を遵守させるにはどうしたらよいか。」とか、
「部活へ傾注する指導者の在り方について研修会を実施したらどうか・・。」などなど。
あたかも、「学力低下=部活動」との図式が当たり前のように成り立っているかのごとく、
ことさら、「部活悪」と烙印を押されそうな雰囲気になることを懸念している。

そのような会議に招集されるたびに、長年、部活に携わってきた自分にとって、
耳の痛くなる内容となっているのである。


しかし、そのような懸念を抱かすような実態が存在することも事実。

全体練習終了後、夜間練習を行うなどの過度な練習の実施や過密な練習試合の日程、
学校行事はもとより、地域行事に参加(協力)せずの部活最優先化などなど・・。
そのような事実もあるよ~ってことも、度々聞こえてくるのである。

そうだ・・。このような「部活悪」の雰囲気を脱却するためには、
部活指導者である我々から「襟を正す」ことをしなければ、
巷に広がる懸念は払拭されないのである・・。


いつも子供たちに口酸っぱく言っている。
「・・誰にも文句言われずに野球をやれ・・。」と。

こうなれば、学業にも力を入れ、それなりの成果を上げると同時に、
部活(スポーツ)を通じて、青少年の健全育成にもしっかりと取り組む・・。

普段から子供たちに声かけしている通り、
我々指導者が自ら率先して実践を心がけ、さらに父兄も巻き込み、
「誰にも文句を言わせず・・・。」 文武両道プロジェクトを完遂しようではないか・・。

誰かが頑張れ~ではなく、自分たちのこととして捉え、取り組む意気込みが必要。


・・皆さんの最大限のご協力をお願いしたい~♪





Posted by UMUサン at 22:15│Comments(0)
 
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